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第9地区

Category : 徒然映画
第9地区

Comment:
エイリアンに変貌していく男の恐怖。

ニール・ブロンカンプ監督の作品です。

南アフリカ共和国、ヨハネスブルク。突如飛来した大型宇宙船。地球人たちは相手の出方を待ちましたが、一向に要求がありません。地球人たちは宇宙船に侵入すると、そこには無数のエイリアンたちが「飢え」で苦しんでいました。

地球人はエイリアンたちを「エビ」を称し、難民として宇宙船の真下に隔離し、その場所を「第9地区」と定めました。

しかし、「エビ」たちは次第とその人口を増やし、「第9地区」だけでは管理できなくなります。

世界第2位の武器製造メーカーで政府から委託を受けた「MNU」。そのエイリアン課に所属する男ヴィカス・ファン・デ・メルヴェは、「エビ」たちを新たな「第10地区」へ移民させるための責任者となり、「第9地区」の「エビ」たちを取り締まるのですが・・・。

・・・この突飛な設定が斬新です。しかも、エイリアンを地球人より弱い立場に置いているところが今までにない発想であり、また、この作品の最大のテーマでもあるかのようでした。

飛来した場所も人種差別の歴史が根深い南アフリカ共和国。白人が黒人たちを差別したように、地球人たちはエイリアンたちを差別するのです。

SFの面白さだけでなく、社会的なテーマも十分に見つけられる作品です。

取り締まる中、ヴィカスはとある家にあった「謎の液体」を没収するのですが、誤って開けてしまい、その液体を顔に浴びてしまいます。

それは、ヴィカスにとっては悲劇の始まりでした。

ヴィカスの身体に変化が起き始めます。ゆっくりとですが、その肌は紛れもなく「エビ」のもの・・・ヴィカスは地球人からエイリアンへと変貌していくのです。

恐怖におびえるヴィカス。しかし、恐怖はそれだけではありませんでした。

ヴィカスが所属する「MNU」の技術者たちは「エビ」たちが所持していたエネルギー兵器を研究、さらには、「エビ」の生体をも解剖して研究していたのです。

そんな技術者たちがヴィカスの症状を放置しておくはずもなく・・・絶体絶命のピンチとなるヴィカスでしたが、「第9地区」へと逃亡し、「謎の液体」を持っていた「エビ」のクリストファー・ジョンソンと出会います・・・。

はたして、ヴィカスは人間に戻れるのか・・・。

ヴィカス役のシャールト・コプリーの熱演が光ります。軽薄そうな男から恐怖におびえる男、そして勇敢な男へと見事に演じていましたね。

ラスト。

人はさまざまな理由で差別する生き物・・・特にこの作品では「エゴ」による差別をまざまざと見せ付けています。ヴィカスもその1人だったわけですが、差別する側から差別される側へ変わり、その心も変化していったのでしょう。

クライマックスでの彼の決断は「ヒーロー」のそれと言っても過言ではないでしょう。人って良いところもあるよなぁ・・・と救われた気分になります。

ラストシーンも鳥肌が立ちましたね。容姿、立場、考え方が変わっても、唯一、変わらないものが彼にはありました。ある意味、衝撃的なラストシーンでしたね。

・・・クリストファーには、ぜひ戻ってきてほしいですね。秀作でした。


★★★★★★★★


Title:
DISTRICT 9

Country:
USA/New Zealand/Canada/South Africa (2009)

Cast:
(Wikus Van De Merwe)SHARLTO COPLEY
(Grey Bradnam - UKNR Chief Correspondent / Christopher Johnson)JASON COPE
(Koobus Venter)DAVID JAMES
(Tania Van De Merwe)VANESSA HAYWOOD
(Dirk Michaels)WILLIAM ALLEN YOUNG
(Obesandjo 7)EUGENE KHUMBANYIWA
(Piet Smit)LOUIS MINNAAR
(Fundiswa Mhlanga)MANDLA GADUKA

Director:
NEILL BLOMKAMP

Los Angeles Film Critics Association Awards 2009
(LAFCA Award(Best Production Design))PHILIP IVEY
(New Generation Award)NEILL BLOMKAMP


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