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みなさん、さようなら。

Category : 徒然映画

みなさん、さようなら。


過去ログ:2006年8月3日(木)

監督:ドゥニ・アルカン

キャスト:レミー・ジラール、ステファン・ルソー、マリ=ジョゼ・クローズ、マリナ・ハンズ


大学教授のレミは、末期ガンと宣告され、余命数ヶ月。妻のルイーズは、耐えられずイギリスにいる息子セバスチャンを呼び寄せる。レミとセバスチャンはお互いを理解できずに疎遠となっていたが、セバスチャンは母の願いからレミの看病に付き添う。イギリスで成功しているセバスチャンは金に物を言わせて、病院の1フロアを貸し切り、世界中に散らばっているレミの仲間を呼び寄せる。レミは「本」と「ワイン」とそして「女」が趣味の道楽者。その仲間達も一風変わった者達。レミは昔話に華を咲かせるが、次第に死への扉は近づいていた・・・。


「人の死」という重いテーマの中に、家族、友人、愛のかたちをコミカルに描いたヒューマン・ドラマ。


Comment:

レミの廻りにはゆかいな仲間が大勢いる。妻のいる前で昔の愛人と陽気にジョークを飛ばし合う。さぞかし、好き勝手に人生を謳歌して来たのだろう。


ただ、自分の夢は実現しないままだった。


夢を多く語るが、何も実行できなかった男レミ。でも彼には愛する妻、仲間、そして子供達がいる。彼らに囲まれてこの世を去るレミはきっと幸せだったのだろう。ラストの選択は正しかったかどうかを判断するには、私はまだ若すぎるのかもしれない・・・。しかし、衝撃を受けたことは確かである。


One More:

製作は、カナダ・フランスで2003年の作品。


脚本も手がけた監督ドゥニ・アルカンは、執筆中、「9.11同時多発テロ」が起きたこともあり、この作品の時代を「9.11」前後に設定し、劇中でも事件を取り扱っています。さらに、原題は「蛮族の侵入」。「9.11」に影響されたのか、まったく映画の内容とマッチしていないタイトルですね・・・監督なりに意図はあるとは思うのですが。


まさか、これが理由とは思いたくありませんが、第76回アカデミー賞外国語映画賞を受賞しています。

監督はインタービューでアカデミー賞(=アメリカのショービジネス)を痛烈に批判していますけどね。


邦題の「みなさん、さようなら。」の方が、わかりやすいタイトルでイメージ通りかなぁ。



追記:

製作:2003年、カナダ/フランス


今日で「9.11同時多発テロ」から6年になります。

ワールド・トレード・センター跡地では今でも遺骨が掘り起こされ、DNAによる遺体の確認作業が行われているそうです。未だ1000人を超える犠牲者の遺体が確認できないそうで、事件の悲惨さを物語っています。


今、改めてこの作品を考えると、何の前触れもなく訪れてしまった「死」に対する哀悼の意と、余命を宣告された人達への「生」を激励していたのかもしれません。


数年後、この作品を観たら、また考え方が変わるかもしれませんね。



第76回アカデミー賞 外国語映画賞

第56回カンヌ国際映画祭 女優賞、脚本賞 ※女優賞はマリ=ジョゼ・クローズ



★★★★★★☆☆☆



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