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ソウル・キッチン

Category : 徒然映画
ソウル・キッチン

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レストランを経営する男を取り巻くソウルフル・コメディ。

ファティ・アキン監督の作品です。

ドイツ、ハンブルグ。ボロボロの赤レンガ倉庫でレストラン「ソウル・キッチン」を経営する男ジノス・カザンザキス。不衛生な厨房で調理するのは冷凍食品。それでも好んで食べに来る常連客がいることでギリギリの経営をしていました。

彼女のナディーンは、富豪の娘。キャリア・ウーマンでもある彼女は長期出張で上海へ。

一緒に行くことを拒否したジノスでしたが、空港では別れを惜しみキスの嵐。

しかし、さらにジノスに不運が・・・。店の壊れた自動食器洗い機を持ち運ぼうとしたらぎっくり腰に・・・。しかも、税務署からは未納分の支払いを求められ、オーディオ機器が差し押さえに・・・。

何かとツイていないジノス・・・。

仮出所してきたトラブルメーカーの兄イリアス。
店の土地を狙う土地転がし屋の旧友トーマス・ノイマン。

さまざまな問題が山積みのジノスに明るい未来は訪れるのか・・・。

・・・今までのファティ・アキン監督の作品と言ったら、ドイツだけでなくトルコをはじめとする近隣諸国へ舞台が広がるロード・ムービーが特徴でしたが、この作品は、ドイツ、ハンブルグから移らずに「ソウル・キッチン」で巻き起こるさまざまな人の営みを描いています。

ジャンルとしてはコメディなのですが、ジノスとイリアスの兄弟愛や店を守るという信念などを織り交ぜソウルフルな作品に仕上げています。

音楽もロック、トランス、ソウル・ミュージックとさまざまなジャンルをセレクトしていて、そのシーンを大いに盛り上げています。

ジノスは好青年。ストーリー前半では、店を取るのか、彼女を取るのかに悩み続けます。

スカウトしたもののキレやすく料理に対するポリシーを曲げない天才シェフ、シェイン。
給仕係のバイトをしている負けん気の強い女流画家ルチア。
同じく給仕のバイトをしているバンドマン、ルッツ。

皆に「店をやらないか?」と相談しても断られてしまいます。

「ソウル・キッチン」で働く目的がジノスとは違いますからね。唯一、店を欲しがっているのは旧友トーマスだけでしたが、彼は店が欲しいわけではなく土地が目当てなだけで、土地の権利を得た後は資産家に売ろうと企んでいます。

・・・そういえば、あの倉庫に住んでいた家賃を滞納ばかりしている老人ソクラテスには相談しませんでしたね。当たり前か^^

しかし、ジノスはトーマスに売ることはしません・・・店を残したいのです。独りでイチから手探りで始めたレストラン経営。その強い思いがあの写真に込められているのかなぁ。

もう1つ、ジノスを悩ますぎっくり腰^^

ジノスは保険に加入していないため、高額の医療費を恐れるあまり病院に行こうとしません。そこで、ジノスはナディーンから紹介されたアンナからヨガを取り入れたマッサージのレクチャーを受けます。

その後、各シーンでみせるジノスのヨガ体操が笑えます^^

しかし、それは痛みを和らげるだけのこと。次第に悪化していくジノスの腰痛・・・。とうとう病院に運ばれて検査した結果、椎間板ヘルニアと診断され手術が必要だと告げられます。

もちろん手術費も高額・・・。ジノスはアンナに助けを求めます。アンナは最後の手段として有名な整体師を紹介するのですが・・・。

・・・あれでホントに治るのか^^

あまりの恐怖にアンナに付いてきてもらうジノス。カウントダウンのときに見つめ合う2人・・・これがまさかの伏線になろうとは・・・。

他にも、トーマスと税務署の女性職員との関係にも注目ですね。ラストの展開はああなると誰もが予想できるかと思いますが、そこをあえて描かず、観ている者に想像させるあたりが逆に面白くなる・・・ニクイ演出ですね^^

ジノスの兄イリアスと給仕係の女流画家ルチアの恋の行方。あの事件の後も会わずにいるのかなぁ。ちょっと気になりますね。

ジノスとイリアスの兄弟愛も観ていて微笑ましいですね。喧嘩してもすぐ仲直り。そして、すぐに金をねだる兄イリアス^^

しょうもないイリアスでしたが、どこか憎めません。それはジノスを愛しているから。自分の立場が悪くなるのも顧みず兄らしく弟を守る(実際は守っていませんけど^^)姿に兄弟の絆を感じます。

ジノス役のアダム・ボウスドウコス。
イリアス役のモーリッツ・ブライブトロイ。

本当の兄弟のようでしたね。

シェイン役のビロル・ユーネル。
ルチア役のアンナ・ベデルケ。
トーマス役のヴォータン・ヴィルケ・メーリング。
ナディーン役のフェリーネ・ロッガン。
アンナ役のドルカ・グリルシュ。
ソクラテス役のデミール・ゲクゲル。

たちが個性的なキャラクターを演じています。資産家役のウド・キアも最後に見せ場がありましたね^^

ラスト。

どんな素材でも「魂」を込めればオイシイ料理ができるように、どんな境遇に置かれても「信念」を曲げなければいつか大成できる・・・そんな熱い想いが伝わってきました。

ジノスがラストシーンで調理したフルコースはさぞかし美味かったことでしょうね。


★★★★★★★★


Title:
SOUL KITCHEN

Country:
Germany (2009)

Cast:
(Zinos Kazantsakis)ADAM BOUSDOUKOS
(Illias Kazantsakis)MORITZ BLEIBTREU
(Shayn Weiss)BIROL ÜNEL
(Lucia Faust)ANNA BEDERKE
(Nadine Krüger)PHELINE ROGGAN
(Lutz)LUKAS GREGOROWICZ
(Anna Mondstein)DORKA GRYLLUS
(Thomas Neumann)WOTAN WILKE MÖHRING
(Sokrates)DEMIR GÖKGÖL
(Nadines Großmutter)MONICA BLEIBTREU
(Ziege)MARC HOSEMANN
(Milli)CEM AKIN
(Frau Schuster vom Finanzamt)CATRIN STRIEBECK
(Herr Jung)UDO KIER

Director:
FATIH AKIN

Venice Film Festival 2009
(Special Jury Prize)FATIH AKIN
(Young Cinema Award(Best Film))FATIH AKIN


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