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しあわせの隠れ場所

Category : 徒然映画
しあわせの隠れ場所

Comment:
貧しい少年に手を差し伸べる富裕層の家族。

ジョン・リー・ハンコック監督の作品です。アメリカンフットボールNFLのボルチモア・レイブンズに入団したマイケル・オアーのエピソードを基にしたヒューマン・サクセス・ストーリーです。

アメリカ、テネシー州メンフィス。ドラッグ中毒の実母と引き離され、出生記録もないため正確な年齢もわからない黒人少年マイケル・オアー。彼を引き取った男は自分の息子とともにクリスチャンスクールへ入学させようとしますが、彼の知能指数は80と低く学校側は会議を開きます。しかし、体育教師のバートがマイケルの大きな体格と身体能力に惚れ込み彼の入学を後押しして何とか入学させます。

しかし、今まで勉強できる環境すら与えられずにいたマイケルは教室で孤立してしまいます。さらに、引き取られた家庭にもなじめず、その体格のため食費もバカにならないと小言を言われ、自らその家族の家を出ていくことに・・・。

一方、同じスクールに通う少女コリンズのバレーの試合を観戦に来たテューイ家族。父ショーンは元バスケットボール選手で現在はファーストフード・チェーンを経営し大富豪に。母アン・リーはインテリア・デザイナー。コリンズの弟S.J.はワンパク盛り。

試合の後、ショーンは観客が置いて行ったポップコーンを拾うマイケルの姿を見つめます。

それから数ヶ月後の感謝祭、演劇発表会。どしゃ降りの雨の中、帰宅しようと車に乗り込むテューイ一家。彼らの前をマイケルが1人薄着で雨の中を歩いています。話しかけるショーンでしたが、マイケルは体育館へと向かいます。

しかし、アン・リーは気になって仕方がありません。面倒見の良い彼女はマイケルを引き止め、彼を連れて家へと帰るのですが・・・。

・・・これぞ、運命の出会いというものなのでしょうね。アン・リーとの出会いがなければマイケルは道を外していたかも・・・。

原題の「ブラインドサイド」とは、アメリカンフットボールの用語で、右利きのクォーターバックにとってパスを投げる際に死角となる左側のサイドのことで、レフトタックルの選手は相手ディフェンスの優れたパスラッシャーからクォーターバックを守るため重要視されているそうです(アメフトを知らないのでぜんぜん意味がわかりませんが^^)。

マイケル・オアーは、その重要視とされるポジションのレフトタックルの選手だそうです。

攻撃の司令塔であるクォーターバックを守るレフトタックル。

この作品では「誰かが誰かを守る」といった構図が印象に残ります。

まずは、アン・リー。彼女はマイケルを守り彼を輝かしい未来へと牽引していきます。彼女のアクティブかつバイタリティー溢れる姿は清々しいですね。また、彼女を通して貧富の格差を描いています。同じメンフィスの街なのにあんなにも生活環境が変わるものなのですね。環境だけでなく心も描いているわけですが、実はそんなに心までは格差はなく、セレブの人たちの差別と黒人の青年たちの僻みにも似た悪態をつく態度はアン・リーにとって、どちらも気持ちのいいものではなかったようですね。

アン・リー役にはサンドラ・ブロック。この作品でアカデミー賞主演女優賞を受賞しています。同年に「ウルトラI LOVE YOU!」でラジー賞最低主演女優賞も受賞するという快挙!?を成し遂げた彼女。どちらの作品にも言えることなのですが、どんな役を演じてもサンドラ・ブロックはサンドラ・ブロックなんだなぁと思いました。良くも悪くも彼女のイメージは「強さ」であったり「潔さ」であったりと攻撃的なタイプ。特にこの作品のアン・リーはサンドラ・ブロックにより近い人物だったのかなぁと思いました。

そして、マイケル。彼も彼なりにアン・リーや家族を守ります。時には自分の命にかえても守る姿も。交通事故のシーンは実話なのでしょうか?

姿に似合わず、優しい少年のマイケル。ドラッグ中毒の実母、犯罪が横行する貧困街の中でなぜ彼は純粋で居続けられたのか・・・。目を塞ぎ耳を塞ぎ・・・と言ってもそれは子供だったから。母を守れるのは自分だけ。母と一緒に暮らし続けたい一心だったのではないでしょうか。その強い意志と心が彼を純粋にさせていたのかなぁと思うと、すごいと思う反面、幼い子供にそんなことまで考えさせる親って・・・と、悲しくなります。

マイケル役にはクィントン・アーロン。この作品の主演は彼なのでは?と思うほど、存在感がありました。苦悩するマイケルの演技も伝わってきます。

また、アン・リーの家族である夫ショーンの包容力。難しい年頃なのに文句も言わずアン・リーと同じようにマイケルと接する娘コリンズ。歳は違えど、マイケルと大親友になる息子S.J.。彼らもマイケルを守り、またマイケルも彼らを守っているかのようでした。

他にも、マイケルの家庭教師スー夫人やマイケルの大学進学のエピソードなどがあり、そこに共和党と民主党のエピソードも絡めているようなのですが、アメリカで暮らしていない者にとってはよくわかりませんでした^^

ちなみにスー夫人役にはキャシー・ベイツ。少ししか出演していませんが、民主党支持者のイメージは彼女が演じるスー夫人ような人物ということなのでしょうか?

ラスト。

「誰かが誰かを守る」が「お互いがお互いを守る」ようになる・・・そして「絆」が生まれるのでしょう。

ラストシーンでハグするアン・リーとマイケルの姿が微笑ましいですね。しあわせを感じられる作品でした。


★★★★★★★☆☆


Title:
THE BLIND SIDE

Country:
USA (2009)

Cast:
(Leigh Anne Tuohy)SANDRA BULLOCK
(Sean Tuohy)TIM McGRAW
(Michael Oher)QUINTON AARON
(S.J. Tuohy)JAE HEAD
(Collins Tuohy)LILY COLLINS
(Coach Burt Cotton)RAY McKINNON
(Miss Sue)KATHY BATES

Director:
JOHN LEE HANCOCK

Awards:
Academy Awards, USA 2010
(Oscar(Best Performance by an Actress in a Leading Role))SANDRA BULLOCK

Golden Globes, USA 2010
(Golden Globe(Best Performance by an Actress in a Motion Picture - Drama))SANDRA BULLOCK


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Comment

心温まる作品

ひでさん、こんにちは!

良い出会いの良い話でしたね。
一方的に守るだけじゃなくて、
お互いに守って守られる関係になれたから、
素晴らしい絆が生まれたんでしょうね。

爽快なサンドラ・ブロックがとてもステキでした。
家族皆がアンのように真っ直ぐなのも好感持てました。

Re: 心温まる作品

> 爽快なサンドラ・ブロックがとてもステキでした。
サンドラ・ブロックのハマり役でしたね。
アメフトのコーチを唸らせたり、客席では罵声に反論したりと
彼女の魅力が満載でしたね。

> 家族皆がアンのように真っ直ぐなのも好感持てました。
そうそう。普通なら娘のコリンズあたりが反抗するのが
この手のドラマの定石ですけど・・・。
アン・リーの教育の賜物なのでしょうね。
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