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聖トニの誘惑

Category : 徒然映画
聖トニの誘惑

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エリート・ビジネスマンを襲う不条理の数々。

エストニア出身のヴェイコ・オウンプー監督の作品です。第23回東京国際映画祭の上映作品です。

何もない辺境の村。父の葬儀に参列するエリート・ビジネスマンのトニは、帰宅途中に犬を轢き殺してしまい、その犬を沼地まで運ぶと、そこには無数の人の手首が転がっていました・・・。

この事件からトニに不条理な出来事が続くことに・・・。

はたして、トニはこの世界から抜け出せるのか・・・。

うぅ・・・わ、わからん。シュール過ぎます^^

全編モノクロでもあるため、デヴィッド・リンチ監督の「イレイザーヘッド」を観たときと同じような感覚に陥りました^^

サンダンス映画祭でも話題をさらったということ・・・頷ける内容でした。

オープニングからシュールな世界が全開でしたね。

葬儀の参列者が歩く横を猛スピードで追い抜く1台の車・・・そのまま崖から落ちて川に飛び込んでしまいます。助手席の男は息絶え、運転手の男は血まみれになりながらトニの実家まで歩くと、トニの高級車に乗らせてくれと頼むのですが・・・。

・・・と、話はここまで。それ以降、一切このエピソードには触れていません^^

いったい血まみれの男は何をしたかったのか?・・・まったく謎です。

でも、彼を車に乗せてしまったから手首を見つけてしまうので、あの男が現れたときから不条理の世界に入り込んでいたのかも。

手首を見つけたトニは警察に連絡するため、警察署へ。

その警察署もまたシュール。電話機の配置。凸凹コンビの警官。ゲイ?の署長。警察署も廃墟ようでしたね。そして、なぜかトニはゲイの署長に襲われそうに・・・。でも、ちょっと笑えます。間一髪で助かるトニは、そこで同じく警察署から逃げてきた美しい女性ナジェージタを助けます。

帰宅すると、自宅では社長を招待したパーティーが。ギリギリ間に合ったトニ。他にも、親友らしき俳優の夫婦と新しい部下の夫婦もいます・・・この作品における彼らのポジションも理解不能です^^

でも、彼らのパーティーにフラッとやって来たホームレスの男のエピソードはクスッと笑えます。

トニの妻は鬱のようでしたが、やはり、その原因やそれ以降のエピソードはあまりなく・・・あの友人の俳優とは不倫の関係だったのかなぁ。

とここまで、断片ばかりのエピソード。

トニの目の前に突然現れるテニスプレーヤーや垣根を造る2人組の職人・・・いったい何者なのでしょう?

唯一、これは確信を付いているシーンとして考えられるのは、やはり教会のシーンでしょうか?

あの神父は神なのか悪魔なのか・・・あの黒目だけの瞳が印象に残ります。さらに、何の脈絡もなく現れる空飛ぶ女性・・・日本人のようでしたが・・・。彼女は天使だったのでしょうか。

そういえば、デヴィッド・リンチ監督の「ワイルド・アット・ハート」にも突然天使が出てきましたよね。さらに、「手首」を「耳」に変えれば「ブルーベルベット」とシチュエーションは同じような・・・オマージュ的なもの?オウンプー監督はリンチ監督のファンなのかなぁ。

会社では社長がリストラを宣告。トニは自分の保身のために、工場で働く労働者たちを全員解雇してしまいます。その中には、ナジェージタの父親もいました。

ナジェージタと再会したトニは、彼女のことが気になり、その結果、ますます不条理の世界へと足を踏み入れてしまいます。

はたして、トニの運命は・・・。

トニ役のターヴィ・エールマーの演技がトニの悲惨さをより強調していましたね。沼地を歩き、雪原を裸で歩き、さぞかし大変だったでしょう^^

ラスト。

どうして?なぜ?やはり不条理・・・不可解極まりないです。

トニに起きた出来事は、神が与えた試練だったのでしょうか?

あのラストシーンは、その試練に打ち勝てずに悪魔の晩餐に出席したかのようでもあり・・・。

なぜ、トニにそのような試練が与えられたのか?

もしかしたら、トニは既に死んでいて天国と地獄の選択に迫られていたのかも・・・?

さまざまな妄想を掻き立てられる不思議な作品でした。


★★★★★★★☆☆


Title:
PÜHA TÕNU KIUSAMINE

Country:
Estonia/Finland/Sweden (2009)

Cast:
(Tõnu)TAAVI EELMAA
(Nadezhda)RAVSHANA KURKOVA
(Tony's wife)TIINA TAURAITE
(Herr Meister)STEN LJUNGGREN
(Count Dionysos Korzybski)DENIS LAVANT
(Actor Toivo)HENDRIK TOOMPERE JR.
(Toivo's wife)KATARIINA LAUK
(Director)HARRI KÕRVITS
(Urbo)TAAVI TEPLENKOV
(Urbo's wife)MARIKA BARABANSTSIKOVA
(KLeine Willy)RAIN TOLK
(Tony's child)LIIS LEPIK
(Nadezhda's father)VALERI FJODOROV
(Priest)EVALD AAVIK

Director:
VEIKO ÕUNPUU


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