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マラドーナ

Category : 徒然映画
マラドーナ

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ディエゴ・マラドーナの真実。

エミール・クストリッツァ監督の作品です。

今も開催しているFIFAワールドカップ2010南アフリカ大会。普段、サッカーを観ない私でも眠い目をこすりながら観てしまいます。今年のワールドカップは波乱づくしですね。

予選では強豪国であるフランスやイタリアが敗退。フランスにいたっては自滅に近かったですね。そして、決勝トーナメントでも王者ブラジルやアルゼンチンがまさかの敗退。信じられませんね。

そんな中、日本も大健闘でした。世界のメディアからあれほど称賛されるとは誰も思っていなかったのではないでしょうか?

もう1つ、今大会で話題になったのが審判の誤審。ドイツ対イングランド戦での「疑惑のゴール」は、一昔前なら「神の○○」と名付けられたかも・・・。

この作品は「疑惑のゴール」が「神の手」と称され、アルゼンチンの英雄になったディエゴ・マラドーナの人物像に迫るドキュメンタリー作品です。

この作品を観ようと思ったきっかけは、もちろんワールドカップの開催中だからなのですが、マラドーナを追う人物がエミール・クストリッツァ監督だったからという方が大きいですね。

観る前からマラドーナとクストリッツァ監督は相性がいいだろうなぁと確信していました。マラドーナの性格は今大会のインタビューや試合中の姿から想像できますよね。クストリッツァ監督も彼の作品たちや在籍するバンド「ノー・スモーキング・オーケストラ」でのパフォーマンス、そして彼らを追ったドキュメンタリー作品「SUPER8」からうかがい知ることができます。

つまり、2人ともヤンチャなのです^^

そんな印象を抱きつつ、この作品を観てみると・・・。2人のヤンチャ対決はどうやらマラドーナの勝利のようでしたね。クストリッツァ監督が大人に見えてしまいます^^

今回、クストリッツァ監督は、インタビューアーとしてマラドーナと接する立場ですからね。

マラドーナの人生はまさにギャンブル。そして、彼の人生とクストリッツァ監督の作品たちの意外な共通点に驚かされました。クストリッツァ監督はマラドーナを意識して製作していたのか・・・それは流石にないと思うのですが、ただの偶然にしては共通点が多いですね。

それは2人の生き方や考え方が似ているからなのでしょう。

母国を愛すること。

そこに尽きるのではないでしょうか。

マラドーナはアルゼンチンのために。
クストリッツァ監督はボスニアのために。

マラドーナが今も英雄として称えられているのは、愛する国を守るために、デモ活動を精力的に行なっていることも1つの要因になっているようでした。マラドーナが反米主義を唱える姿には、流石のクストリッツァ監督もタジタジのご様子・・・それでも、反論せず最後まで聞き手として徹した姿に、クストリッツァ監督のドキュメンタリー作品を創る真摯な姿勢が垣間見れたような気もします。

初めに述べたように、サッカーに関しては詳しいことは判りませんが、「神の手」に関してはあきらかなハンドなのですね。

それを承知でアルゼンチンの国民やマラドーナ自身も「神の手」と称するあたりに、いかにあの試合がアルゼンチンにとって重要だったのかがわかります。

1986年、ワールドカップメキシコ大会、対イングランド戦。
50分で起きた「神の手」。
そして、54分では5人抜きのドリブルによる「世紀のゴール」。

それは、4年前の1982年3月に起きた「フォークランド戦争」の報復だったとマラドーナは語ります。これを受けてクストリッツァ監督が製作したアニメーションは風刺的に面白く描いています。また、暴動のシーンでも意図してバルカン音楽を使用している節があります。他の監督ならまず音楽は使わずに暴動時の音声をそのまま使うのではないでしょうか。クストリッツァ監督だからこそできる業ですね。

さらに、マラドーナを信じる者たちで作られた「マラドーナ教」なる団体・・・怪しさ満点の団体なのですが、面白さも満点です。「ディエゴ十戒」や「アヴェ・マリア」の替え歌、入信の儀式には吹きました^^

「英雄」、そして「神」として存在するマラドーナ。しかし、彼も1人の人間。コカイン、過食、アルコール中毒などのエピソードも赤裸々に語っています。

はたして、彼は立ち直ったのか・・・彼の最後の言葉に重みを感じます。

順風満帆な人生を歩んでいる人など、この世にはいないのかもしれません。でも、犯した過ちに対し悔いる気持ちを忘れずにいれば、彼のように大きく前進できるのかもしれませんね。

今大会、まさかの大敗で去ることになったアルゼンチン・・・マラドーナの今後の動きにも注目です。


★★★★★★★☆☆


Title:
MARADONA BY KUSTURICA

Country:
Spain/France (2008)

Cast:
(Himself)DIEGO ARMANDO MARADONA
(Himself)EMIR KUSTURICA

Director:
EMIR KUSTURICA


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