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愛を読むひと

Category : 徒然映画
愛を読むひと

Comment:
大人の女性と思春期の少年とのひと夏の経験から本の朗読を通して愛を確かめ合う官能ラブ・ストーリー。

スティーヴン・ダルドリー監督の作品です。「リトル・ダンサー」、「めぐりあう時間たち」、そして「愛を読むひと」。まだこの3作品しか長編は撮っていないのにどの作品も傑作と呼べる素晴らしい作品たちですね。

「リトル・ダンサー」では少年、「めぐりあう時間たち」では女性、そして「愛を読むひと」では少年と女性との愛の軌跡を繊細に描いています。

1958年、西ドイツ。ノイシュタット。雨に打たれながら帰宅しようとする15歳の少年マイケル・バーグ。体調を崩し、倒れこむように雨宿りをしていると、見知らぬ女性が助けてくれました。

数ヶ月後、マイケルはお礼を言うために彼女の家へ訪れますが、彼女の着替えを覗いてしまい逃げ出してしまいます・・・。

翌日、マイケルはあの女性のことが気になってしまい再び訪れると、「石炭を運んで。」と頼まれ、顔と服が炭だらけに・・・。女性はマイケルをお風呂に入れさせ身体を拭いてあげるのです・・・自分も裸になって・・・。

マイケルは誘われるがままに女性と愛し合います。

女性の名はハンナ・シュミッツ。マイケルは学校が終わるとハンナの家へ訪れ、愛し合うようになります。そんなある日、学校で習った戯曲を読んで聞かせたマイケルを上手いと褒めるハンナ。

その日から、愛し合うだけでなく本の朗読もマイケルとハンナの絆を深めていくことになるのですが・・・。

・・・ハンナは完全な確信犯でしたね^^

思春期のマイケルが大人の女性に興味があるのはわかりますが、ハンナから誘ってくることが意外でしたね。でも、それも後々の伏線となるわけですが・・・。

ストーリーは少年時代のマイケルと現代のマイケルとが交錯して進みます。現代のマイケルは妻と離婚し、娘ジュリアとも関係がギクシャクしていました。そのジュリアと久しぶりの再会。

マイケルはある決意を胸にジュリアと会います。なぜ、今までジュリアとうまく接することができなかったのか。それは、自分の隠してきた過去にある・・・ハンナとの過去を告白できなかったことにありました。

過去の話はマイケルがジュリアに会うために彼自身が今までの人生を振り返っていていたのでしょうね。

2人の人生のターニング・ポイントは、ハンナが被告人のある裁判でした・・・。

マイケルは法廷で証言するべきだったのでしょうか。ハンナの意思を尊重するべきだったのでしょうか。

マイケルはそのことを数十年間、自問自答し続けたことで、家族にも伝わり関係がおかしくなったのでしょうね。

自分がもしマイケルだったら・・・う~ん、やっぱり悩みます。もし証言してハンナが無罪になっても、ハンナの社会的地位はなくなり、何よりもハンナ自身が自分を恥と感じながら生きていかなければなりませんからね。

マイケルはこの裁判から苦悩と戦って生きてきたのでしょう。

少年マイケル役のデヴィッド・クロスが15歳から大学時代までを好演しています。この作品は彼が主役のような気がします。現代のマイケル役にはレイフ・ファインズが演じています。

ハンナ役にはケイト・ウィンスレット。迫真の演技でしたね。抜群のプロポーションとは呼べませんが、逆それが人間らしく官能的に映ります。また、デヴィッド・クロスの裸のほうがきれいだったので、それが年齢の差をあらわしていたようにも見えました・・・一応、褒め言葉です^^

演技ももちろん素晴らしかったです。特に法廷シーンからマイケルとの再会のシーンまでは圧巻でした。この作品でアカデミー賞主演女優賞を受賞しています。

ラスト。

マイケルとの再会。ハンナがマイケルを呼ぶ「坊や」には、母が我が子を呼ぶ「坊や」ではなく、大人の女性が年下の男の子を呼ぶ「坊や」の意味が込められているように聞こえました。ハンナは目の前にいるマイケルが、1958年の西ドイツで出会った少年マイケルのままのように見えたのでしょうね。

そう見えたのもマイケルが自分の罪を償うかのように、今までハンナにしてあげた「あのこと」があったからなのでしょう・・・絆にも似た愛でしたからね。

「愛を読むひと」・・・本を読んで聞かせる人がいない自分が少し寂しくなってしまいました(T_T)


★★★★★★★★☆☆


Title:
THE READER

Country:
USA/Germany (2008)

Cast:
(Hanna Schmitz)KATE WINSLET
(Michael Berg)RALPH FIENNES
(Young Michael Berg)DAVID KROSS
(Julia)HANNAH HERZSPRUNG
(Professor Rohl)BRUNO GANZ
(Rose Mather / Ilana Mather)LENA OLIN
(Young Ilana Mather)ALEXANDRA MARIA LARA

Director:
STEPHEN DALDRY

Awards:
Academy Awards, USA 2009
(Oscar(Best Performance by an Actress in a Leading Role))KATE WINSLET

Golden Globes, USA 2009
(Golden Globe(Best Performance by an Actress in a Supporting Role in a Motion Picture))KATE WINSLET


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Comment

3作品とも好き

ひでさん、こんにちは!
ケイトの裸より、デヴィッド・クロスの裸のほうが綺麗でしたか。
それは気付かなかったわあ。ひでさん、鋭い(≧ε≦)
ケイトも年齢ながら腰がくびれていて
充分に美しいと思って見てたので。

ハンナ自身が有罪となっても隠したかった秘密、
そこまで重要だったのか本人にしか分からない事ですが、
そのせいで、人生の多くを偽りながら苦しんだ・・・
そんなハンナが気の毒でなりませんでした。

>YANさんへ

ハンナの隠したかった秘密。
鉄道会社にバレてなかったことが不思議でしたね^^

判決前にマイケルがハンナと会っていたらどうなっていたのでしょうね。
ハンナは助けてほしいと言ったかなぁ・・・。

これは劇場鑑賞できたのですけど、頭の中、整理つかない上体で帰宅しました。
言葉を失うほどの深い作品だったです。
ほんとにスティーヴン・ダルドリーお見事ですね~素晴らしい~~^^
ケイトの受賞も納得の演技でした。
昨年ベスト3にも入れた作品です^^
トラバさせてくださいね♪

>じゅりさんへ

アカデミーの作品賞にもノミネートされましたからね。ホント、素晴らしかったです。
ケイト・ウィンスレットも迫真の演技でしたね。

> 昨年ベスト3にも入れた作品です^^
おぉ~ベスト3でしたか。2と1も気になります。記事にしているのかな。観てみます^^

コメント&TBありがとうございました。
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