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レイチェルの結婚

Category : 徒然映画
レイチェルの結婚

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姉の結婚式のため施設から一時退院した情緒不安定な妹と家族との心の問題。

ジョナサン・デミ監督の作品です。脚本はシドニー・ルメット監督の娘ジェニー・ルメット。

アメリカ、コネティカット州。バックマン家の長女レイチェルが結婚することになり、家族と仲間たちだけの手作りの結婚式を挙げることになります。

そこへやって来るのは次女キム。キムは重度の麻薬常習者であり、施設に入院していました。

しかし、キムの心の中には未だ癒えない深い傷が・・・。さらに、父ポール、そして姉レイチェルもそれぞれ心に問題を抱えていました。ただ見守るだけのポールの後妻キャロルとレイチェルの夫シドニー。

さらに、ポールと離婚した母アビーとも再会したキム・・・はたして、キムと家族たちの心のわだかまりは解けるのか・・・。

というわけで、主人公はレイチェルではなくキムでした。元々の性格なのか、それとも病によるものなのかはわかりませんが、キムは良く言えば自己主張がはっきりしている、悪く言えばわがままな女性でした。

花嫁付添人の代表をキムに奪われたレイチェルの親友エマ。初めは同情しましたが、彼女の嫌味を吐く姿には共感を覚えず・・・。

キムはわかっていました。自分が周りからいつも不安な目で見られていることを・・・。彼女の拠り所は姉のレイチェルだけでした。

レイチェルは心理学者の博士号を取得するほどの才女。しかし、彼女も人間です。親に甘えたい。私を見てもらいたい。レイチェルばかり心配する親を理解しながらも、心の奥底にはキムへの嫉妬もありました。

父のポールはレイチェルのことが心配で仕方ありません。もちろん娘だからなのですが、それより周りに迷惑をかけないかのほうが気になっているようにも見えます。

理解しあえているようで理解しあえていない家族・・・崩壊するきっかけは、まだ前妻アビーがいた頃のレイチェルと幼い弟イーサンのある事件からなのですが・・・。

この家族は、すべてを後回しにして、今まで見て見ないふりをして来てしまったのかなぁ・・・。世間からして見れば、すべて解決しているようにも見えていたのでしょうね・・・結婚式の楽しい雰囲気で伝わります。

でも、キムが家に戻った途端に家の空気が重くなります。

もちろんキムに最大の問題があるのですが、周りの家族が真っ直ぐに向き合っていれば、事態はもう少し変わっていたのかも・・・。

では、直球を投げてくるキムにどのように受け答えしたらと言われると・・・難しいですよね。こちらも直球で投げ返してもダメだということをキムとアビーのシーンで痛いほど伝えています。

キム役にはアン・ハサウェイ。ロマコメのイメージの強い彼女ですが、この作品で役の幅を広げましたね。タバコを吸うシーンが何度も登場するのですが、たったそれだけでも今までの可愛らしいイメージを壊しています。この作品でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされています。

レイチェル役のローズマリー・デウィットも喜怒哀楽を巧みに表現していましたね。

あとはアビー役のデブラ・ウィンガー。彼女は老いても気の強そうな役が似合います。それにしても、グーパンチとは・・・怖いなぁ^^

ラスト。

この難しい家族の問題に解決の糸口はあるのでしょうか。

最後まで観ると、不安定の中にも安定があるように見えてくるのが不思議でした。不安定だからこそ安定でいられるのかな?・・・やっぱり難しいです^^

ラスト・シーンのキムとレイチェルの抱き合うシーンが「言葉などいらない」と伝えているようでもあり・・・。

結局はキムがどのように生きていくのか・・・それによって、この家族が1つになれるのではないでしょうか・・・考えさせられる作品でした。


★★★★★★★☆☆☆


Title:
RACHEL GETTING MARRIED

Country:
USA (2008)

Cast:
(Kym)ANNE HATHAWAY
(Rachel)ROSEMARIE DeWITT
(Paul)BILL IRWIN
(Carol)ANNA DEAVERE SMITH
(Sidney)TUNDE ADEBIMPE
(Emma)ANISA GEORGE
(Kieran)MATHER ZICKEL
(Abby)DEBRA WINGER

Director:
JONATHAN DEMME

Awards:
New York Film Critics Circle Awards 2008
(NYFCC Award(Best Screenplay))JENNY LUMET


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