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マルタのやさしい刺繍

Category : 徒然映画

マルタのやさしい刺繍


Comment:

最愛の夫を亡くした老女の奮闘。


スイスのベティナ・オベルリ監督の作品です。勝手なイメージですが、日本で公開されるスイス映画は、ほのぼの系が多いような気がします。


舞台はスイス、ベルン州エメンタール地方の小さな村。雑貨店を営んでいたヨースト夫妻の夫が亡くなって9ヶ月後から物語が始まります。


80歳になるマルタは最愛の夫の死から立ち直ることができずにいました。


心配する友人のフリーダ、ハンニ、リージ。牧師である息子ヴァルターも心配していますが、妻ブレニからは半ば放置気味の雑貨店を誰かに貸したらと小言を言われています。


そんなある日。マルタの若かりし頃の夢を知ったリージの後押しもあり、マルタはその夢に残りの人生を賭けようと奮起します。


それは、マルタが得意とする刺繍をあつらえたものでしたが・・・。


爆笑するほど笑い転げるストーリーではないものの、


「ガンバレ!マルタおばあちゃん。」


と応援したくなるような作品です。


所謂、男尊女卑のような風習が色濃く残るこの村では、マルタの夢は革命的!?なものでした。マルタ1人では実現できなかったことでしょう。


アメリカ帰りで村では浮きまくっているリージ。彼女の行動力と明るさがマルタの支えになっていました。


施設で暮らす偏屈で孤独なフリーダ。

息子フリッツと足が不自由な夫エルンストの板挟みで苦悩するハンニ。


彼女たちは、マルタに触発されるかのように「自分」を取り戻していきます。


枯れかかった人生にもうひと花咲かせようとする女性たち。


原題の「DIE HERBSTZEITLOSEN」は、ユリ科の植物「イヌサフラン」を意味します。


「イヌサフラン」は、植物が枯れ始める秋に花を咲かせ、夏が始まる頃に草だけを生やすという変わった植物だそうです。人生を「四季」に例えて、秋に花を咲かせるイヌサフランのような女性たちを描いているのでしょうね。


でも、この「イヌサフラン」。強い毒性を持った植物でもあるようでして・・・。


はたして、マルタおばあちゃんたちは村にとっての「毒」になってしまうのか・・・。


マルタ役にはシュテファニー・グラーザー。スイスでは「グレート・レディー」と呼ばれるほどの大女優だそうです。


リージ役のハイジ・マリア・グレスナー。

フリーダ役のアンネマリー・デューリンガー。

ハンニ役のモニカ・グブザー。

ヴァルター役のハンスペーター・ミュラー=ドロサート。


らは皆、舞台出身の役者で個性豊かなキャラクターを確かな演技力で魅せています。


悲しい結末。人には言えない「秘密」もあります。


でも、生きていれば、幸せにも出会います。マルタが良いお手本ですね。


「イヌサフラン」は、球根を土に埋めなくても花を咲かすそうです。


マルタからそんな力強い生命力を感じました。



★★★★★★★☆☆☆



Title:

DIE HERBSTZEITLOSEN


Country:

Switzerland (2006)


Cast:

(Martha Jost)STEPHANIE GLASER

(Walter Jost)HANSPETER MÜLLER

(Lisi Bigler)HEIDI MARIA GLÖSSNER

(Vreni Jost)LILIAN NAEF

(Frieda Eggenschwyler)ANNEMARIE DÜRINGER

(Shirley Bigler)MONIKA NIGGELER

(Hanni Bieri)MONICA GUBSER

(Fritz Bieri)MANFRED LIECHTI

(Ernst Bieri)PETER WYSSBROD

(Herr Loosli)WALTER RUCH


Director:

BETTINA OBERLI



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Comment

なんだか

マーサの幸せレシピの続編か?と思わせる邦題ですよね~。あれも原題Bella Marthaから発展したネーミングでしたが。仰るとおりスイス映画って何となくほのぼの地元のお話って作風が多い気がします。ハリウッドのブロックバスター二番煎じ的変なドイツ物より好感もてますね。
ところで春に葉だけ出てくるイヌサフランは、これまた似てるスズランの葉と並んで、食用のラムソンと間違えないよう要注意です。味も似てるのか・・試したことないですが~。


>sarahoctavianさんへ

ホント安易な邦題ですよねぇ。
でも「イヌサフラン」ってタイトルも何だかね(^_^;

ラムソンの画像を検索してみました。
なるほど。確かに似ていますね。

イヌサフランのようなマルタと書いてしまいましたが、
ちょっと可哀想でしたかね(^_^;

コメントありがとうございました。


マルタ=イヌサフラン(笑)

毒性があるんですね…なるほど。
毒を持って制したか、スイスでは大ヒットだったらしいですね。スイス映画はこの作品が初めてかな…あとは“ハイジ”…?(笑)

全然知らないキャスト、監督だったので、新鮮に観れました。
面白かったです。劇場で観ました。
4人のおばあちゃんたちの奮闘記。アメリカに憧れて一番の理解者だったリージ。
家出をして運転にチャレンジしたハンニ、パソコンと恋を謳歌するフリーダ。
みんな素敵な乙女でした。

新しいことを始めない理由を年のせいにしてませんか…ちょっとチクッときました(笑)
男性も頭堅いと、置いていかれちゃいますね…。

スイスの片田舎、いまはこの映画の影響で観光地になっているそうです。


>Piattさんへ

おぉ~!劇場で観られたのですね。
あの緑一面の村の風景は見応えがあったことでしょうね。

皆、乙女でしたよねぇ。
米題が「乙女」というキーワードを確か使っていたかな?

この村の男たちはダメダメでしたね(^_^;
息子のヴァルターは牧師なんだから
もっと心を大きく持たないとね。

もし自分の母親が突然、○○○○○ショップを開いたら・・・。
驚きはするけど、止めさせはしないかなぁ。
・・・どうでしょうね(^_^;

コメントありがとうございました。


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