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ぼくの大切なともだち

Category : 徒然映画

ぼくの大切なともだち


Comment:

皆に嫌われた中年男の友だち探し。


パトリス・ルコント監督の作品です。やっぱり良いです。ルコント監督作品は。


今回のテーマはズバリ「友情」。


美術商を営む男フランソワ・コスト。欲しい物は大金をはたいてでも手に入れ、何でもお金で解決してしまいます。そんな性格のためなのか、共同経営者のカトリーヌをはじめ、仕事仲間としての付き合いは大勢いますが、フランソワは、自身の誕生パーティーの席で彼らから痛烈な一言を浴びせられてしまいます。


「君の葬儀には1人も参列しないよ。」

「君の友達は1人もいないから。」


「いるわけないじゃない。」

「あなたの興味の対象は物だけ。」

「仕事関係のスケジュールは一杯でも、頼れる本当の友達がいないじゃない。」


「親友は誰?」

「存在するの?」


面食らうフランソワ。彼は皆が友達だと思っていたから・・・。


そして、成り行きでカトリーヌと「ある賭け」を始めてしまいます。


「今月中に友達を紹介しなければ、今日、落札したギリシャの壺は私のもの。紹介すれば、あなたのもの。」


フランソワの「ともだち探し」が始まるのですが・・・。


フランソワは言われてしまうようなことを、気にせずしてきたのだから仕方がないのですが・・・あんな言葉を浴びせられたら、私だったら落ち込んでしまいます・・・(T_T)


でも「親友は誰?」なんて聞かれると、正直、答えに詰まってしまいます。


学生の頃に親しかった人たちとは、相手が結婚したり、自分の仕事の都合上、もう何年も会っていませんしねぇ・・・。仕事を通じて知り合った人たちとは、年に数回会ったりしていますが、「親友」というより「仲間」って感じなのかなぁ・・・。


フランソワを見ていて、自分と当てはまる部分がかなり多く軽くショックでした・・・もちろん、お金の考え方は違いますけどね(^_^;


30代、40代から仕事とは無関係な新しい友達をつくることなんて、かなり難しいだろうなぁ・・・。


しかし、フランソワの目の前に1人の男が現れます。


タクシーの運転手の男ブリュノ。彼の趣味は新聞の記事をスクラップすること。彼は「雑学の宝庫」でした。その能力を活かして、お客とはすぐに打ち解け、誰からも親しまれていました。


フランソワはブリュノから「ともだち探し」のレクチャーを受けることを決意するのですが・・・。


フランソワ役にはダニエル・オートゥイユ。どちらかと言うと物静かで寡黙な男の役が似合うはずなのですが、この作品では完全にダメダメな男を演じています。そのギャップが面白かったですね。それにしても、いったいどうすれば、見ず知らずの人からあんなに嫌われるのでしょう(^_^;


ブリュノ役にはダニー・ブーン。人当たりのよさそうな顔立ちですね。ブリュノ役にピッタリでした。


クライマックスには、まさかの「あの番組」が登場します。


やっぱり世界中で大人気だったのですね。「あの番組」はドラマとして成立しやすいのでしょうか。「スラムドッグ&ミリオネア」より先に取り上げていたルコント監督。さすがです。


最後は絶対「テレフォン」を使うんだろうなぁと先が読めてしまいましたが、それでも2人の微妙な関係が繊細に描かれていたと思います。


ラストシーンの2人を見て、人との結びつきは無理に作ろうとしても解けたり絡まったりするだけ。「大切なともだち」とは自然と結び合うもののように思えました。



★★★★★★★★



Title:

MON MEILLEUR AMI


Country:

France (2006)


Cast:

(François Coste)DANIEL AUTEUIL

(Bruno Bouley)DANY BOON

(Catherine)JULIE GAYET

(Louise Coste)JULIE DURAND

(M. Bouley, le père de Bruno)JACQUES MATHOU

(Mme Bouley, la mère de Bruno)MARIE PILLET

(Julia)ÉLISABETH BOURGINE

(Étienne Delamotte)HENRI GARCIN


Director:

PATRICE LECONTE



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Comment

おっさんふたり

いい年して今さら親友・友情探しだなんて、なんだか滑稽。なんだけれど、大人ならではの躓く感じとか、けっこう共感できちゃいますよね。

ダニエル・オートゥイユのダメ男、面白かったですね。
ダニー・ブーンもほんと、はまり役でした。


無題

これも是非観てみたいです。
ひでさんとは結構映画の好みが合うような・・・?(‐^▽^‐)

こういうのって、きっと誰でも「自分もそうかも・・・」と思うんでしょうね。
いや、それが狙いなのかな。


>saryaさんへ

ともだち探しが滑稽だから「ともだちはいる。」と
フランソワは大見得を切ったのかもしれませんね。
でも、その後のフランソワを見ると、
滑稽に見えても得るものは大きいなぁと思いました。

コメントありがとうございました。


>arixsさんへ

ルコント監督作品はどの作品も面白いですからオススメです(^-^)v

>自分もそうかも・・・

そうなんですよねぇ。
つい、自分に照らし合わせて観てしまいます。
・・・狙いかもしれませんね(^_^;

コメントありがとうございました。


いい作品でした~

展開も読めるし奇を衒ったストーリーではない分、
ルコントによって、とっても味のある作品になっていたように思います~^^
ホントいい作品でしたね(^ー^)
こちらからもトラバさせてくださいね♪


>じゅりさんへ

こういうちょっとユルさのある作品も良いですよね。
安心して観ていられます。
最後はしっかりと締めているし、さすがルコント監督です。

コメント&TBありがとうございました。


無題

ダニエル・オートゥイユのKYぶりが笑えました。彼は何を渋いのからこういう緩いのまで幅広く芸達者!

確かに歳をとってしまうと昔の友人を親友と呼んでいいのか自信がないし、新しい友人を作るのも難しい。
微妙な男心を描かせたらルコント本当にうまいですね。いい作品でした。
TBさせてくださいね。


>PU-KOさんへ

ダニエル・オートゥイユはホント芸の幅が広いですよねぇ。
初めの誕生日パーティで
「ともだちではない。」と言われキョトンとした目にも笑えました。

ルコント監督の作品はどの作品も
コミカルでありながらどこか切なさも漂わせますよね。
引退宣言したということで、残念です(T_T)

コメント&TBありがとうございました。


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