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ミッシング

Category : 徒然映画

ミッシング


Comment:

南米チリで起きた軍事クーデターに巻き込まれた青年の捜索を描いたドラマ。


その年のカンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞したコンスタンタン・コスタ=ガヴラス監督の作品です。


1973年9月11日。社会経済が大混乱に陥っていたチリで、アメリカ合衆国の後援を受けた軍事評議会によるクーデターが起きます。この軍事クーデターでは、多くの反体制派の市民が弾圧され殺害されました。


それは、アメリカ人であろうと容赦のない弾圧でした。


・・・「9月11日」は不吉な日なのでしょうか・・・。


作家を夢見ることで父と対立していたアメリカ人青年チャーリーは、妻ベスや仲間のテリーらとともにチリに滞在していました。世界で起きている惨状を直に見て伝えることを目的としていたのでしょうか。チャーリーとベスは危険区域への取材を敢行。その帰りにクーデターが勃発してしまいます。


しかし、米軍のタワー大佐の車に同乗させてもらい無事にベスのいる自宅まで帰ることができます。


鳴りやまない銃声。

市民への弾圧。


ベスはニューヨークへ戻ろうとチャーリーに相談し、チャーリーも応じます。


チャーリー、ベス、テリーは、それぞれ帰国の準備や仲間であるデイビッドやフランクへ別れを告げるために、各自別行動になるのですが・・・。


ベスが帰宅すると、家は荒らされ、チャーリーはそれ以来帰って来ませんでした・・・。


チャーリーが失踪から2週間。アメリカから来たチャーリーの父エドワード・ホーマンはベスとともにチャーリーの行方を追うのですが・・・。


なぜ、わざわざ危険な国へ向かうのか。そこで、助けを求めている弱い人たちを救うため、世界に真実を伝えるため・・・正義、使命感というものなのでしょうか。


しかし、何の後ろ盾もなく活動しているようにも見えたので、若さゆえの無鉄砲さも多少あったのかもしれませんね。特にチャーリーの場合はニューヨークでエリートにまで昇進したビジネスマンの父への反発もありましたからね。


もう少し早く2人が再会し、わだかまりが解けていたら、今回の悲劇は起きなかったかもしれませんね。


父エドワードは代わりにチャーリーが愛したベスとチャーリーの行方をともに捜索しながら交流を深めていきます。


政治的なテーマの中に、親子のつながりも描いています。


ベス役にはシシー・スペイセク。か細いながらも芯の強い女性を好演しています。


エドワード役にはジャック・レモン。コメディアンとしての顔を封印して、堅物の父親から息子への本心を顕わにする父親までを熱演しています。


ラスト。


チャーリーの失踪の真実がすべて明らかになります。


大きな闇がそこにありました。


エドワードのように「納税者である国民を甘く見るな。」と言いたいところですが、「責任の所在、追及」などをうやむやにしてしまう「国や政府」という目に見えない巨大な存在に恐怖を感じました。



★★★★★★★☆☆☆



Title:

MISSING


Country:

USA (1982)


Cast:

(Ed Horman)JACK LEMMON

(Beth Horman)SISSY SPACEK

(Terry Simon)MELANIE MAYRON

(Charles 'Charlie' Horman)JOHN SHEA

(Capt. Ray Tower, USN)CHARLES CIOFFI

(Consul Phil Putnam)DAVID CLENNON

(U.S. Ambassador)RICHARD VENTURE

(Col. Sean Patrick)JERRY HARDIN

(Andrew Babcock)RICHARD BRADFORD

(Frank Teruggi)JOE REGALBUTO

(David Holloway)KEITH SZARABAJKA

(Kate Newman)JANICE RULE


Director:

COSTA-GAVRAS


Awards:

Academy Awards, USA 1983

(Oscar(Best Writing, Screenplay Based on Material from Another Medium))COSTA-GAVRAS

(Oscar(Best Writing, Screenplay Based on Material from Another Medium))DONALD STEWART


Cannes Film Festival 1982

(Best Actor)JACK LEMMON

(Golden Palm)COSTA-GAVRAS



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Comment

お久しぶりです

昨日コメントしたんだけど反映されなかったようで
TBだけ残した形でしたね。ごめんなさい。
ジャック・レモンはコメディアンという認識でしたが、こういう重厚な社会派作品でも、いい味を出していましたね。
捜索の結果としては虚しさを感じたものの、妻との絆が深まっていく様子は心地よさがありました。


>PU-KOさんへ

いえいえ。全然大丈夫です(^-^)
コメディアンはやっぱり芸達者ですよね。
衝撃のクライマックスだけに
重いテーマの中で生まれた家族の絆に救われた思いがしました。

コメント&TBありがとうございました。


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ミッシング

{{{ 1982年(米) 監督・脚本:コンスタンタン・コスタ=ガヴラス 出演:ジャック・レモン/シシー・スペイセク/ジョン・シーア/メラニー・メイロン/チャールズ・シオッフィ デヴィッド・クレノン/ジョー・レガルブート/リチャード・ヴェンチャー/ジャニス・
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