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卒業

Category : 徒然映画

卒業


Comment:

将来を嘱望された青年の揺れ動く心を描いた青春ラブ・ストーリー。


その年のアカデミー賞監督賞を受賞したマイク・ニコルズ監督の作品です。


教会で主人公ベンが愛するエレーンの名をガラス窓を叩きながら叫び続け、エレーンを連れ去っていく名シーン。

サイモン&ガーファンクルが歌う「サウンド・オブ・サイレンス」、「スカボロー・フェア」、「ミセス・ロビンソン」。


この作品のイメージはこの2つに集約されていますね。サイモン&ガーファンクルの曲が作品の世界を広げています。


ベン役のキャスティングは、オファーしていたロバート・レッドフォードに断られ、無名だったダスティン・ホフマンに白羽の矢が立ったそうです。


社会へ旅立とうとする青年。

周りからのプレッシャー。

大人の恋愛への歪んだ感情。

純粋な恋愛への渇望。


精神的な面で大人と子供の間を彷徨う1人の青年ベンを繊細に演じています。


ベンの抱く悩みというのは昔も今も変わりないようで、「アメリカン・グラフィティ」のカートや「イントゥ・ザ・ワイルド」のクリスらを思い出させます。ちなみにカート役だったリチャード・ドレイファスがカメオ出演しています。


彼らの共通点は、真面目な優等生であり、周りから過度な期待を一心に受けていることでした。


真面目過ぎるのも考えものですね。彼らはその期待を真っ向から受け止めてプレッシャーにしてしまったのでしょうね。


カートは仲間たちと遊ぶことで、

クリスは別人となり孤独になることで、


そのプレッシャーから解放されていたのかも・・・では、ベンは?


ベンは恋愛に拠り所を求めました。


相手は何と母親と同じくらいの年齢であろうミセス・ロビンソン。


元々はミセス・ロビンソンからベンに言い寄って来ていました。一度は拒んでいたベンでしたが・・・。


ミセス・ロビンソンはなぜベンを誘惑したのでしょうね。夫婦仲が冷め切っていたのでしょうか。ミスター・ロビンソンはそんなことないような感じでしたけどね。やっぱり、ただの遊びだったのかなぁ(^_^;


何度も情事を重ねるベンとミセス・ロビンソンでしたが、ミセス・ロビンソンの娘エレーンが帰郷してきて事態は大きく変わり始めます。


幼馴染みだったベンとエレーン。ベンとエレーンは成り行きでデートすることになります。エレーンと付き合うことを許さないミセス・ロビンソンを知ってかベンはエレーンに悪態をつきます。


泣いてしまうエレーン。謝るベン。それから2人は溝を埋めるかのように楽しげに語り合います。


エレーンはよく許しましたよねぇ。久しぶりに会ってデートしたら、あんなことになって・・・普通ならすぐ別れますよね(^_^;


ベンはエレーンへの真実の愛に気付くのですが、ミセス・ロビンソンが許すはずもなく・・・。


ミセス・ロビンソンは家族のことなど、どうでもよかったのでしょうか?


ベンの裏切り?エレーンへの嫉妬?昼ドラのような展開です(^_^;


前半でミセス・ロビンソン役のアン・バンクロフトが妖しく演じ、後半でエレーン役のキャサリン・ロスが可憐に演じています。


ラスト。


教会のシーンでハッピーエンドと言いたいところですが、ラストシーンとなるバスでのシーンが意味深です。


これからの2人はどうなるのでしょう。


結婚式から花嫁をさらったベンを世間はどのように思うことでしょう。


今まで将来を嘱望していたベンの両親や親戚、知人たちを裏切ったことになります。


そして、もはや家族崩壊と言っていいロビンソン家。


ベンとエレーンが町に帰ることは許されないのかもしれません。


2人はお互いを深く愛するあまり、感情を素直を表現し、本能のまま行動しました。


それは、2人が若いから。


バスの乗客は・・・皆、老人でした。


人はいつまでも若くはいられない。


そんな若さからの卒業を2人の表情が物語っているようでした・・・でも、2人には幸せになってほしいですね。



★★★★★★★★☆☆



Title:

THE GRADUATE


Country:

USA (1967)


Cast:

(Ben Braddock)DUSTIN HOFFMAN

(Elaine Robinson)KATHARINE ROSS

(Mrs. Robinson)ANNE BANCROFT

(Mr. Braddock)WILLIAM DANIELS

(Mr. Robinson)MURRAY HAMILTON

(Mrs. Braddock)ELIZABETH WILSON

(Carl Smith)BRIAN AVERY


Director:

MIKE NICHOLS


Awards:

Academy Awards, USA 1968

(Oscar(Best Director))MIKE NICHOLS


Golden Globes, USA 1968

(Golden Globe(Best Motion Picture - Musical/Comedy))

(Golden Globe(Best Motion Picture Actress - Musical/Comedy))ANNE BANCROFT

(Golden Globe(Best Motion Picture Director))MIKE NICHOLS

(Golden Globe(Most Promising Newcomer - Female))KATHARINE ROSS

(Golden Globe(Most Promising Newcomer - Male))DUSTIN HOFFMAN


New York Film Critics Circle Awards 1967

(NYFCC Award(Best Director))MIKE NICHOLS



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Comment

こんばんは

冷静に見ると多々ある突飛な展開。なんですけど、見入っちゃいますね~。
一番有名なラストシーンでは、知っていても目が離せないというか・・・。

たまにテレビドラマで花嫁連れ去りシーンを見ると、必ずこの「卒業」が思い浮かびます。


>saryaさんへ

突飛ですが見入ってしまいますよねぇ。
サイモン&ガーファンクルの音楽が効果的だったのかもしれませんね。

あの名シーンは
それまでの経過を観てからのほうがグッときますね。

コメントありがとうございました。


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