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紳士協定

Category : 徒然映画

紳士協定


Comment:

反ユダヤ主義をテーマに執筆中の作家がある奇策で真実を知ろうとする社会派ドラマ。


その年のアカデミー賞作品賞を含む3部門を受賞した作品です。


カリフォルニアからニューヨークへと引っ越してきたフィルことフィリップ・スカイラー・グリーンは、息子トミーと母の3人暮らし。妻はトミーが4歳のときに他界していました。


現在は週間スミスに掲載する反ユダヤ主義をテーマにした作品を執筆予定。編集長ミニフィから依頼された今回のテーマは、ミニフィの姪のキャシーの提案からでした。


しかし、このテーマはあまり乗り気ではないフィルでしたが、トミーの「なぜユダヤ人を嫌うの?」の質問にうまく答えられなかったことをきっかけに執筆することにしました。


1週間後。


フィルの執筆は止まっていました。親友のユダヤ人であるデイヴ・ゴールドマン大尉がいてくれたら・・・。さらに、突然、母が倒れ、執筆を諦めようとするフィル。


しかし、フィルは気付きます。今までは、「炭鉱夫」、「放浪農民」と自身で体験したことを書いてきたことを。


そして、フィルは決意します。6ヶ月間ユダヤ人として暮らすことを。


作品のタイトルは、「私は6ヶ月、ユダヤ人だった」。


フィルは提案者のキャシーにサポートしてもらいながら、ユダヤ人として暮らしていくのですが・・・。


まず、思ったことが自己申告しなければ誰もユダヤ人であるかどうかなんて判らないということでした。差別する人たちは、ユダヤ人だと判る人たちだけに差別します。


フィルの秘書は、ユダヤ人であることを隠し、名前すら偽って現在の職に就くことができました。


理不尽極まりないですね。


フィルはユダヤ人として生活するうちに、今まで見えていなかった偏見を目の当たりにし、体験していきます。しかし、この行為は自分だけでなく息子トミーにも危害を与えてしまいます。


そして、相思相愛であったキャシーとの仲にも亀裂が生じるように・・・。


キャシーは、人種差別が悪いことだと承知しています。しかし、フィルのように行動に移すことができませんでした。


「何もしないことが問題。」

「言葉より行動が大事。」


言うのは簡単ですが、「もし、自分に危害が及んでしまったら・・・。」と思うと、実行するのは中々難しいものです。キャシーの言い分も良く判ります。


しかし、それでは何も変わらないことをこの作品では強く訴えています。


個人的な意見としては、考えるだけでも行動していることに繋がると思いますけどね。無関心でいることが一番良くないことだと思います。


ストーリーは人種差別問題と平行して、フィルとキャシーの恋の行方も描かれています。


互いに主張を譲らず、深い溝が生じてしまった2人。その間にフィルの同僚であるアンが登場します。


アンは快活な女性で、ユダヤ人と偽るフィルとも分け隔てなく接していました。そして、傷心のフィルに逆プロポーズするのですが・・・。


この恋愛模様は、正直、取って付けたような展開でしたね。アンの扱い方も雑だったような・・・。


まぁ、メインテーマは人種差別問題ですからね(^_^;


いじめ問題に置き換えた場合、「いじめっ子」「いじめを見て見ぬ振りをした人」・・・いずれかに思い当たる節がある人に観てほしい作品ですね。



★★★★★★★☆☆☆



Title:

GENTLEMAN'S AGREEMENT


Country:

USA (1947)


Cast:

(Philip Schuyler Green)GREGORY PECK

(Kathy Lacy)DOROTHY McGUIRE

(Dave Goldman)JOHN GARFIELD

(Anne Dettrey)CELESTE HOLM

(Mrs. Green)ANNE REVERE

(Elaine Wales)JUNE HAVOC

(John Minify)ALBERT DEKKER

(Jane)JANE WYATT

(Tommy Green)DEAN STOCKWELL


Director:

ELIA KAZAN


Awards:

Academy Awards, USA 1948

(Oscar(Best Actress in a Supporting Role))CELESTE HOLM

(Oscar(Best Director))ELIA KAZAN

(Oscar(Best Picture))


Golden Globes, USA 1948

(Golden Globe(Best Motion Picture - Drama))

(Golden Globe(Best Motion Picture Director))ELIA KAZAN

(Golden Globe(Best Supporting Actress))CELESTE HOLM

(Special Award)DEAN STOCKWELL


New York Film Critics Circle Awards 1947

(NYFCC Award(Best Director))ELIA KAZAN

(NYFCC Award(Best Film))



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Comment

こんばんは。

おぉ!ご覧頂きありがとうございます!<(_ _)>

人種、学歴、職業、性別、年齢、出身…人が人を判断する時、その人の本質では無く“首からぶら下げている看板”にいかに左右されるていることか。
コレを初めて鑑賞したときまだ中学生だった私は、そのことに気づかされて愕然とさせられましたよ。

ワタシもそう遠くないうちに再鑑賞してみるつもりです!


>馬面冠者さんへ

はい。やっと観ましたぁ~(^_^;
馬面冠者さんのオススメ作品だったので、
てっきり楽しい作品かと思っていました。

仰るとおりですね。
肩書きで判断してしまうのは、何も人種差別だけとは限りませんよね。
人を知ることの意味を教えてくれる作品ですね。
学校の社会科や道徳の授業で見せてあげたいですね。

コメントありがとうございました。


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