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デリカテッセン

Category : 徒然映画

デリカテッセン


Comment:

精肉屋「デリカテッセン」とアパートの住人の秘密を描くブラック・コメディ!?


フランスのジャン=ピエール・ジュネ監督&マルク・キャロ監督の長編デビュー作です。細部にまでこだわりをみせる独特なビジュアルセンスが見事な作品です。


舞台は核戦争後の世界。退廃的な町の一角に精肉屋「デリカテッセン」がありました。


この世界に肉など残っていないはずなのに、なぜか今でも精肉屋では肉が売られています。


それに、昨日までいた男が今日は見当たりません・・・。


そう、店の主人は人間の肉を売っていたのです。


「デリカテッセン」の上階はアパートになっています。そこに住む人々は百も承知で肉を買いにやって来ます。


そして、また1人の男がアパートの管理人募集記事を見た男がやって来ました・・・。


のっけからすごいことになっています(^_^;


ストーリーだけ追っていくと、グロテスクなイメージがあるのですが、映像はそんなにグロテスクではありません。むしろ、可愛らしいシーンが多かったりします。


個性豊かなアパートの住人がそう感じさせていたのかもしれませんね。


まずは、精肉屋の主人。見るからに精肉屋と呼べる大柄な体躯でお金(この世界ではコーンがお金)好きな男です。狂気を持つ異常な性格でしたが、何だか憎めなかったり・・・なぜか怖いとは感じないんですよねぇ。


精肉屋の主人にお金の代わりに身体で肉を手に入れる占い好きの女性。彼女が精肉屋の主人とベッドでxxxしている時のシーンが笑えます。ベッドのきしむ音が、建物のパイプや通気口を伝って、各部屋へ漏れているんですよね。その音と同調するかのように住人たちも身体を動かすさまが可笑しいこと(^_^;


他にも、


音が鳴る缶を製造する2人の男。あの缶のしくみはどうなっているのでしょう?

肉が欲しくてたまらない夫婦。息子2人が可愛らしかったですね。おばあちゃんは・・・かわいそうでしたね(^_^;

自殺願望が強い妻とインテリな夫。ことごとく失敗する妻の強運!?が笑えました。

カタツムリとカエルだらけの部屋に住む男。彼の目的はいったい何だったのでしょうね?


そして、精肉屋の主人の娘ジュリー。彼女は優しい女性でした。父親の所業に耐えかねて、ある決意をするのですが・・・。


最後に、新しい管理人になった男ルイゾン。住人たちは彼がいつ肉になるのか首を長くして待っていたのですが・・・。


彼らだけでも既にドタバタ劇になっているのですが、さらに、


精肉屋の主人の片腕的存在である郵便屋の男。彼のしょうもない発明品にも笑えます。タワゴト探知機って・・・(^_^;

そして、地下に住む組織「トログロ団」の一味。彼らも実にユニークな存在でしたね。


どのキャラクターたちも愛らしく映ります。


色の使い方もあるのでしょう。全体的に暖色でまとめているためか、まったく怖さがありません。この色の使い方は「アメリ」でも活かされていますね。


最後まで大いに楽しめるドタバタ劇でしたが、


「人が悪いのではない。状況がそうさせている。」


というセリフが印象に残りました。そう、登場する人々は皆悪い人ではなかったはずなんですよね。


だって、面白いんだもん。


状況と言うのは退廃的な世界のことなのでしょう。でも、その状況を作ったのもまた人間であり・・・。


このへんに皮肉めいたニュアンスがありそうでしたね。


ホラーのようでホラーではない。

コメディのようでコメディではない。


ちょっと不思議な世界を体感できる面白い作品でした。



★★★★★★★☆☆



Title:

DELICATESSEN


Country:

France (1991)


Cast:

(Tried to Escape)PASCAL BENEZECH

(Louison)DOMINIQUE PINON

(Julie Clapet)MARIE-LAURE DOUGNAC

(Clapet)JEAN-CLAUDE DREYFUS

(Mademoiselle Plusse)KARIN VIARD

(Marcel Tapioca)TICKY HOLGADO

(Madame Tapioca)ANNE-MARIE PISANI

(Young Rascal)BOBAN JANEVSKI

(Young Rascal)MIKAEL TODDE

(Grandmother)EDITH KER

(Robert Kube)RUFUS

(Roger)JACQUES MATHOU

(Frog Man)HOWARD VERNON

(Postman)CHICK ORTEGA

(Aurore Interligator)SILVIE LAGUNA

(Georges Interligator)JEAN-FRANÇOIS PERRIER

(Taxi Driver)DOMINIQUE ZARDI

(Puk)PATRICK PAROUX

(Pank)MAURICE LAMY

(Fox)MARC CARO

(Tourneur)ERIC AVERLANT

(Mr. Livingstone the Chimp)CLARA


Directors:

MARC CARO

JEAN-PIERRE JEUNET



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Comment

???

人肉!?ひぃーっ!!
と思ったのに、あれれ?そんな感じではない?
人肉売っていながら、可愛らしいシーンが多かったり、キャラクターが愛らしかったりって、どんななんでしょう。
気になりますね~。観てみたくなりました☆


>saryaさんへ

おどろおどろしいはずなのに・・・ホント、不思議な作品です。

ジャン=ピエール・ジュネ監督は「エイリアン4」と「アメリ」の監督なので、
怖さと可愛らしさが融合したこの作品の監督らしいといえば・・・らしいかも(^_^;

コメントありがとうございました。


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映画「デリカテッセン」

監督:ジャン=ピエール・ジュネ & マルク・キャロ(天才) 出演:ドミニク・ピノン(常連さん。大好き!!) 出演:ジャン=クロード・ドレフュス  核戦争後、荒廃したパリの外れに店を開く精肉屋には、 人間を殺しては店の商品にするという、恐ろしい秘密があった
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