スポンサーサイト

Category : スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

わが谷は緑なりき

Category : 徒然映画

わが谷は緑なりき


Comment:

炭鉱の町で暮らす家族の物語。


その年のアカデミー賞5部門を受賞した作品です。


舞台がイギリスのウェールズだったのでイギリス映画かなと思ったら、やっぱりアカデミー賞・・・アメリカ映画でした(^_^;


労働者階級の炭鉱夫たちが住む町。炭鉱の煙突からは黒い煙が立ち込みますが、緑豊かな谷で暮らす家族、モーガン家の物語です。


敬虔なクリスチャンで礼儀を重んじる父ギリアム。

肝っ玉母ちゃんのベス。

美しい長女アンハード。

頼れる長男イアント。

歌が得意な次男イヴォール。

う~ん、これと言って特徴がなかった三男デビー。

父に反抗しがちな四男オーエンと五男ギリム。


そして、1人だけ歳の離れた六男ヒュー。


このヒューが50歳になり、谷を離れる際、走馬灯のように少年時代の思い出が甦ります。


炭鉱の町。家族。少年。


これらのキーワードからスティーヴン・ダルドリー監督の「リトル・ダンサー」やケン・ローチ監督の「ケス」を思い出さずにはいられません。


3作とも炭鉱の町で生きる少年を描いていますが、この作品は他の作品と異なり、ヒュー少年は家族から常に愛されていましたね。父と5人の兄たちが炭鉱へ仕事へ行き、ヒューは母と姉とともに家事を手伝います。


イヴォールのフィアンセであるブロンへの憧れ。

凍傷による下半身不随。

グリュフィド牧師との出会い。

学校でのいじめ。


さまざまな経験を重ねてヒューは逞しく成長していきます。


しかし、炭鉱の町を襲う不況の波。父、兄たち、そして姉アンハードに苦難の道が待っていました。これらのエピソードから父の威厳や母の温かみが伝わってきます。


また、グリュフィド牧師とアンハードの愛の行方も見どころの1つです。アンハードの実直な愛と戒律を守ろうとするグリュフィドの苦悩・・・。はたして、その結末は・・・。


グリュフィドの教えは素晴らしいものでしたね。宗教など関係なく、人としての生き方をヒューに説いています。


ヒューの周りにいる人たちは皆良い人たちばかりなんですよね。ヒューが50年間もこの町にいた理由が判ります。


ヒュー役にはロディ・マクドウォール。身体つきは兄たちとまったく異なり華奢ですが、心は兄たちと引けをとらない強さを持つヒューを好演しています。見た目がどことなくマコーレ・カルキンに似ていますね(^_^;


父ギリアム役のドナルド・クリスプや母ベス役のサラ・オールグッドも素晴らしかったです。


ラスト。


悲しいエピソードが立て続けに起きてしまいますが、50年後のヒューの思い出の中では、常に家族がこの緑の谷で幸せに暮らしているのでしょうね。


「リトル・ダンサー」の楽しさと「ケス」の悲しさが程良くブレンドされた作品でした。



★★★★★★★☆☆☆



Title:

HOW GREEN WAS MY VALLEY


Country:

USA (1941)


Cast:

(Huw)RODDY McDOWALL

(Mr. Morgan)DONALD CRISP

(Mrs. Morgan)SARA ALLGOOD

(Mr. Gruffydd)WALTER PIDGEON

(Angharad)MAUREEN O'HARA

(Ianto)JOHN LODER

(Ivor)PATRIC KNOWLES

(Davy)RICHARD FRASER

(Owen)JAMES MONKS

(Gwilym)EVAN S. EVANS

(Bronwyn)ANNA LEE


Director:

JOHN FORD


Awards:

Academy Awards, USA 1942

(Oscar(Best Actor in a Supporting Role))DONALD CRISP

(Oscar(Best Art Direction-Interior Decoration, Black-and-White))RICHARD DAY

(Oscar(Best Art Direction-Interior Decoration, Black-and-White))NATHAN JURAN

(Oscar(Best Art Direction-Interior Decoration, Black-and-White))THOMAS LITTLE

(Oscar(Best Cinematography, Black-and-White))ARTHUR C. MILLER

(Oscar(Best Director))JOHN FORD

(Oscar(Best Picture))


New York Film Critics Circle Awards 1941

(NYFCC Award(Best Director))JOHN FORD



にほんブログ村 映画ブログ 外国映画(洋画)へ ←ランキング参加中です。


スポンサーサイト

Comment

これも…

この作品もポスターだけ知ってる作品シリーズでした(^-^;
炭鉱町が舞台なのですねぇ。
『ケス』は未見ですけど、『リトルダンサー』は好きな作品なので、気になるなぁ~
探してみよっと♪


>じゅりさんへ

「リトル・ダンサー」ほどハッピーではありませんけどね(^_^;

家族のつながり、大切さがわかる作品です。

コメントありがとうございました。


TB&コメントありがとうございました♪

リトルダンサーの楽しさ
ケスの悲しさ

この二つが程よくブレンドされた・・・

なるほど~~そうですね!!
炭鉱町の少年たちの生きる姿、それぞれの違いはあるけれど、どれも素敵な作品ですね♪


>Dさんへ

炭鉱の町と少年。
題材にし易いのですかね(^_^;
でも、どの作品も強い心を持った少年たちですよね。

この作品は、家族の絆がひしひしと伝わる素晴しい作品でした。

コメントありがとうございました。


非公開コメント

プロフィール

Author:ひで
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
コメント・TBについて

コメント・トラックバックとも大歓迎ですが、異なるブログの場合は返信できないこともあるようです。予めご了承ください。
また、記事と無関係なコメント・トラックバックは削除させて頂きます。

カテゴリ
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。