スポンサーサイト

Category : スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

恋におちたシェイクスピア

Category : 徒然映画

恋におちたシェイクスピア


Comment:

シェイクスピアが「ロミオとジュリエット」を完成させるまでのラブ・ストーリー。


その年のアカデミー賞7部門を受賞した作品です。


1593年、ロンドン。エリザベス1世の統治下において芝居が栄え始めた時代。街では2つの芝居小屋が競い合っていました。


市の北部にあるカーテン座では、代々劇場を受け継ぐ人気役者リチャード・バーベッジが人気劇作家クリストファー・マーローと組んで、反響を呼んでいます。


一方、テムズ川の対岸にはヘンズローが設立したローズ座がありましたが、このところ資金難が続いていました。それと言うのも、劇作家シェイクスピアの劇が立て続けに、不評に終わっていたからです。


ヘンズローは借金取りのフェニマン一味に、脅迫されてしまいます。


ヘンズローが泣きついた先にいたのは、現在スランプ中のウィルことウィリアム・シェイクスピア。次回作の外題を喜劇「ロミオと海賊の娘エセル」と決めているものの、ストーリーが浮かばず「才能の枯渇」と嘆いていました。


何とか、次回作でお金を稼がなければならないヘンズローは次回作のオーディションを強行してしまいます。気が乗らないウィルでしたが、1人の若者トマス・ケントの演技を観てロミオのイメージと重なります。


しかし、演技途中で逃げ出してしまうトマス。ウィルが追いかけた先には良家で富豪でもあるデ・レセップス家の屋敷がありました。


トマスを捜すため、デ・レセップス家のパーティーに紛れ込むウィルの目の前に現れたのは、美しい令嬢ヴァイオラ・・・。


一瞬にして心を奪われたウィルでしたが・・・。


この作品は史劇と言うより、純粋なラブ・ストーリーですね。さながらウィルが「ロミオ」で、ヴァイオラが「ジュリエット」でしょうか。史劇が苦手な人でもこの作品なら観れると思います。脚本が巧いですね。


しかし、ウィルをはじめローズ座の人たちはトマスの正体に気付かないのでしょうかねぇ(^_^;


ウィルなんてキスされて初めて気付くとは・・・恋は盲目とはよく言ったものです。


デ・レセップス家の屋敷のバルコニーにいるヴァイオラに、ウィルが外から愛を告白するシーンは「ロミオとジュリエット」のシチュエーションそのままでしたね。


しかし、2人の愛を阻むウェセックス卿。金銭的に困っていたウェセックス卿はヴァイオラと結婚させてくれれば、貴族の血が家に入ることでデ・レセップス卿と取引し、ヴァイオラと財産を得ようとします。


エリザベス女王の祝福を受けたため、断れないヴァイオラ・・・。


しかし、観察眼の鋭い女王はヴァイオラが他の男性を愛していることを見抜き、芝居を愛するヴァイオラに対し「芝居は真実の恋を描けるか」という賭けをするのですが・・・。


宮廷のシーンやデ・レセップス家でのパーティーでの、豪華絢爛な衣装に目を奪われてしまいます。さらに、舞台衣装やウィル、ヘンズロー、フェニマンなど一般階級の人々が身にまとう服装も1着ずつデザインが異なり、オリジナリティ溢れる衣装を観ているだけでも飽きさせません。


また、キャストも豪華でしたね。


ウィル役にはジョセフ・ファインズ。ヴァイオラに詩を捧げるシーンや舞台稽古で演技指導するシーンなど彼が本物の劇作家であるようにすら感じます。熱演でした。


ヴァイオラ役にはグウィネス・パルトロー。美しくも可愛らしいヴァイオラにピッタリな配役ですね。彼女の男装にグッときてしまいました(^_^;


他にも、フェニマン役にトム・ウィルキンソン。ウェセックス卿役にコリン・ファースとイギリスにゆかりのある個性派俳優が名を連ねています。


「エリザベス」を観た後なので、同じ時代設定の中でまったく異なる役を演じているヘンズロー役のジェフリー・ラッシュが面白かったですね。さすがの演技です。


あとは、エリザベス女王役のジュディ・デンチ。ケイト・ブランシェットのエリザベスも迫力ありますが、ジュディ・デンチも負けず劣らずの貫禄の演技でした。すべても見抜いてしまう女王の恐ろしさを十分すぎるほど感じられます。


あっ、忘れるところでしたネッド・アレン役のベン・アフレック。なぜに彼がこの作品に?と何だか違和感を覚えたのですが、人気役者であるネッドが「ロミオとジュリエット」で脇役に回されたように、彼自身も見事な脇役ぶりでした(^_^;


でも、ネッドがいなければ「ロミオとジュリエット」という外題は生まれなかったのかな?


ラスト。


まるで水戸黄門のようなエリザベス女王の登場とお裁きでしたね(^_^;


ウィルとヴァイオラの許されぬ愛。許されるのは劇の中だけ・・・。


それでも、ハッピーエンドにも感じたラストシーンは、2人が愛し続けているからであり、ウィルが後世に残す作品をヴァイオラのために書き続けていたからなのでしょうね。



★★★★★★★☆☆



Title:

SHAKESPEARE IN LOVE


Country:

USA/UK (1998)


Cast:

(Will Shakespeare)JOSEPH FIENNES

(Viola De Lesseps)GWYNETH PALTROW

(Philip Henslowe)GEOFFREY RUSH

(Lord Wessex)COLIN FIRTH

(Ned Alleyn)BEN AFFLECK

(Queen Elizabeth)JUDI DENCH

(Hugh Fennyman)TOM WILKINSON

(Tilney - Master of the Revels)SIMON CALLOW

(Ralph Bashford)JIM CARTER

(Richard Burbage)MARTIN CLUNES

(Nurse)IMELDA STAUNTON

(Christopher Marlowe)RUPERT EVERETT


Director:

JOHN MADDEN


Awards:

Academy Awards, USA 1999

(Oscar(Best Actress in a Leading Role))GWYNETH PALTROW

(Oscer(Best Actress in a Supporting Role))JUDI DENCH

(Oscer(Best Art Direction-Set Decoration))MARTIN CHILDS

(Oscer(Best Art Direction-Set Decoration))JILL QUERTIER

(Oscer(Best Costume Design))SANDY POWELL

(Oscer(Best Music, Original Musical or Comedy Score))STEPHEN WARBECK

(Oscer(Best Picture))DAVID PARFITT

(Oscer(Best Picture))DONNA GIGLIOTTI

(Oscer(Best Picture))HARVEY WEINSTEIN

(Oscer(Best Picture))EDWARD ZWICK

(Oscer(Best Picture))MARC NORMAN

(Oscer(Best Writing, Screenplay Written Directly for the Screen))MARC NORMAN

(Oscer(Best Writing, Screenplay Written Directly for the Screen))TOM STOPPARD


Berlin International Film Festival 1999

(Silver Berlin Bear(Outstanding Single Achievement))MARC NORMAN

(Silver Berlin Bear(Outstanding Single Achievement))TOM STOPPARD


Golden Globes, USA 1999

(Golden Globe(Best Motion Picture - Comedy/Musical))

(Golden Globe(Best Performance by an Actress in a Motion Picture - Comedy/Musical))GWYNETH PALTROW

(Golden Globe(Best Screenplay - Motion Picture))MARC NORMAN

(Golden Globe(Best Screenplay - Motion Picture))TOM STOPPARD


National Society of Film Critics Awards, USA 1999

(NSFC Award(Best Supporting Actress))JUDI DENCH


New York Film Critics Circle Awards 1998

(NYFCC Award(Best Screenplay))MARC NORMAN

(NYFCC Award(Best Screenplay))TOM STOPPARD



にほんブログ村 映画ブログ 外国映画(洋画)へ ←ランキング参加中です。


スポンサーサイト

Comment

コリンファースが

好きなので、意気揚々見ましたら~あらら、ちょっと幅が広くなってる上に悪役(コミカルだけど)だったのでガッカリした覚えがあります。結ばれるべき二人が相思相愛になったので、ひねくれモノの私はフンって思ったもの。あ、でもグウィネスがほっそりと美しく、男装もすごく可愛かったですよね~。あの当時の劇場を復元したロンドンの「グローブ座」でいつの日かシェイクスピアものを見てみたいわ・・。


無題

私も以前観てブログで書きましたが、ちょっと期待しすぎちゃったかもと思いました^^

確かに最後は、エリザベス1世が水戸黄門のようでしたね。

ヴァイオラが男装して、まぁ気付かないわけがないと思いますがそれはご愛嬌ってことで★
ってことでしょうか。
シェイクスピアは女性に男装させるが好きだったみたいですし(単に女性が舞台に上げれないから、っていうのが大きいと思いますが)シェイクスピアらしいですね。


>sarahoctavianさんへ

コリン・ファースは残念ながら引き立て役でしたね(^_^;
彼が演じたウェセックス卿は試合に勝って勝負に負けたって感じかな?

グウィネス・パルトローも素晴しい演技でしたが、ジョセフ・ファインズも素晴しかったですね。
彼がアカデミー賞にノミネートすらされなかったのが意外でした。


>arixsさんへ

はじめまして。コメントありがとうございます。
アカデミー賞7部門受賞ですからね。
期待せずには観られませんよね。

ヴァイオラの男装・・・そうですよね(^_^;
ストーリー展開はツッコミどころ満載でしたから・・・。

当時は女性が舞台に立てないなんて知らなかったですし、
シェイクスピアについて色々と知る良い機会を与えてくれた作品でした(^-^)


たまら~ん

私はこの映画が好きで好きで、もう何度も(というよりしょっちゅう?)観ております。
人目を忍んで燃え上がる恋が美しくせつないですね~。
脇役のベン・アフレックの冴えない感じもけっこう好きです(笑)


>saryaさんへ

saryaさんのお気に入りの作品のようですね。
2人の人目を忍ぶ恋を
影ながら見守る乳母が微笑ましかったですね。
イギリスが舞台でなぜベン・アフレック?と思ってしまいました(^_^;


上質のコメディ作品

これは大好きな作品です~^^
ラブストーリーというよりは、上質のコメディ作品だと思っています。
豪華なキャストも、ストーリー展開も堪能しました^^
そうそう、『エリザベス』とは全く正反対だとも言える役柄のジェフリー・ラッシュさすがでしたね~

ちょっとブログをお休みしている間に、アカデミー作品こんなにいっぱいレビューが~(笑)

トラバさせてくださいね♪


>じゅりさんへ

女性の人は特に好きそうな作品ですよね。
上質のコメディ。なるほど良い表現ですね(^-^)v

まだまだ観続けますので、
お暇なときでも遊びに来て下さいね。

コメント&TBありがとうございました。


非公開コメント

Trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

恋におちたシェイクスピア

製作:デビッド パーフィット 、ドナ ジグリオッティ 、ハーヴェイ・ウェインスタイン 、エドワード・ズウィック 、マーク・ノーマン 監督:ジョン・マッデン 脚本:トム・ストッパード 、マーク・ノーマン 撮影:リチャード グレートレックス 音楽:スティーブン・ウォ

恋に落ちたシェイクスピア

評価:★★★★☆パルトローの、パルトローによる、パルトローのための・・・&nbsp&#59;恋に落ちたシェイクスピア コレクターズ・エディション [DVD] ...
プロフィール

Author:ひで
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
コメント・TBについて

コメント・トラックバックとも大歓迎ですが、異なるブログの場合は返信できないこともあるようです。予めご了承ください。
また、記事と無関係なコメント・トラックバックは削除させて頂きます。

カテゴリ
カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。