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2001年宇宙の旅

Category : 徒然映画

2001年宇宙の旅


Comment:

月面で発見された未知なる物体の謎と木星探査船のクルーの悪夢を描いたSF大作。


素晴らしいの一言ですね。映像美。世界観。そして、衝撃のラスト。久しぶりに観ましたが、まったく色褪せていませんでした。


まずはオープニング。


何も画面に映らず、真っ黒のままクラシック音楽が流れるだけ・・・3分間後、ようやくタイトルが・・・。


もうオープニングから圧倒されます。震えが止まりません。


そして、ストーリーが始まります。


始まりは「人類の夜明け」。まだ「ニンゲン」とは呼べない「ヒトザル」が知恵を身に付けるまでを描いた壮大なエピソードです。


他の獣と何ら変わらない営みを繰り返す「ヒトザル」の縄張りに、突如、出現した石柱状の黒い物体。「ヒトザル」は警戒しながらもその物体を触り始めます。


そして、「ヒトザル」は道具を使うという知恵を身に付けるのです。


「ヒトザル」の狩りは劇的な変化を遂げ、生態系も変わり始めますが、その知恵と道具は「ヒトザル」の狂気を生み出すきっかけにもなってしまいました。


そして、現在。


月面基地へ向かう宇宙評議会のヘイウッド・フロイド博士は、途中、宇宙ステーションに立ち寄り、知人のエレナ、カリーナン博士、ストレティネバ博士、スミスロフ博士から月面基地での噂を耳にします。


この2週間、クラビウス基地で奇怪な出来事が起こっていることを・・・。


このシーンでも宇宙ステーション内の洗練されたデザインに目を見張るものがあります。


原因を知っていそうなフロイド博士でしたが、何も語らず月面のクラビウス基地へ向かいます。


そして、現在の人間たちも「ヒトザル」と同じように、石柱状の黒い物体と出会うのですが・・・。


と、ここまでが人間の成長の過程と石柱状の黒い物体とのつながりをメインにしたエピソードになります。まるで石柱状の黒い物体が人間を導いているかのようでした。「ヒトザル」に知恵を与え、月面までやって来ることをひたすら待ち、さらに、遠い木星へと導く・・・。でも人間からしてみたら、その知恵は自ら得たもので、自ら宇宙へ飛び立ったと思っているのでしょうね。


月面での事件から18ヶ月後。


木星探査計画として木星へと向うディスカバリー1号。


木星への初の有人宇宙飛行計画として任命された

デイビッド・ボウマン指揮官。

フランク・プール副官の2名。


木星で活躍するためコールドスリープしている

チャールズ・ハンター博士。

ジャック・キンボール博士。

ビクター・カミンスキー博士の3名。


そして、ディスカバリー1号のすべての制御を管理し、人間と同じ感情を持つとされる人工知能HAL9000、通称「ハル」の計6名が搭乗していました。


順調かに見えた木星への旅でしたが、「ハル」がユニットの故障を知らせ、デイビットとフランクが点検に向かいます。しかし、故障など何もしていなかったことで、デイビッドとフランクは「ハル」に故障があるかもしれないと不信感を抱くのですが・・・。


ここから、ストーリーがガラッと変わります。宇宙船でのSFパニックとでも言いましょうか。「ハル」の暴走とデイビッドの対決が描かれています。


「ミスを犯すのは人間です。私は完全無欠です。」


と語る「ハル」。このセリフが怖かったですね。「ハル」は自ら考える力を持ちながら道具であることを宣言しているようでした。


道具は使う人間によって善にも悪にもなります・・・だとしたら、「ハル」を暴走へ導いたのは誰だったのでしょうね。


もし、「ハル」自身であったなら、「ハル」は本当に人間へと近づいていたのでしょう。人間だって殺されると判っているのにただ待つことなどしませんからね。


人間と同じようにミスを犯した「ハル」は、人間と同じように殺そうとする相手から身を守るため暴走したのでしょうね。


デイビッドたちを襲う「ハル」の狂気は、武器を持った「ヒトザル」の狂気と重ねていたのかもしれませんね。知恵は進化を遂げましたが、感情は不変的なものであることを物語っているようでした。


そして、ラストとなる木星と無限のかなた。


木星に近づくディスカバリー1号の前に現れた石柱状の黒い物体。ポッドに乗って物体に近づくデイビッドでしたが・・・。


精神世界とでも呼べばいいのでしょうか。人間も宇宙も同じ「生命」であるかのように、デイヴィッドは新しい生命として宇宙に同化したのでしょうか・・・「輪廻転生」を描いているようでした。


石柱状の黒い物体は、さらなる進化を遂げさせるために人間を木星まで導いたのかもしれませんね。


この難解なストーリーを映像化したスタンリー・キューブリック監督の見事な手腕に最大の拍手を送りたいです。



★★★★★★★★★★



Title:

2001: A SPACE ODYSSEY


Country:

UK/USA (1968)


Cast:

(Dr. Dave Bowman)KEIR DULLEA

(Dr. Frank Poole)GARY LOCKWOOD

(Dr. Heywood R. Floyd)WILLIAM SYLVESTER

(Moon-Watcher)DANIEL RICHTER

(Dr. Andrei Smyslov)LEONARD ROSSITER

(Elena)MARGARET TYZACK

(Dr. Ralph Halvorsen)ROBERT BEATTY

(Dr. Bill Michaels)SEAN SULLIVAN

(HAL 9000 (voice))DOUGLAS RAIN


Director:

STANLEY KUBRICK


Awards:

Academy Awards, USA 1969

(Oscar(Best Effects, Special Visual Effects))STANLEY KUBRICK



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Comment

この映画を

思い出すと「美しき青きドナウ」が流れてきます。場面転換が素晴らしいです。


これは当たりました(笑)

そか、前作レビュー確かにですよねぇ~(^-^;
この作品は、ハルがなんかとっても怖くて怖くて、ゾクゾクしちゃいました。
ほんとおっしゃるとおり、この世界を映像化したキューブリックって凄いですよね。


>オサムさんへ

オーケストラの音楽が宇宙の壮大さを強調していましたよね。
コメントありがとうございました(^-^)


>じゅりさんへ

ハルの人間らしさが怖かったですね。
この世界を1960年代に映像化した監督は本当にすごいですよね。
特殊視覚効果も担当した監督の映像美のこだわりが感じられました。

前作レビュー。
「華氏911」じゃないよというヒントでした(^_^;


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「2001年宇宙の旅」スタンリー・キューブリック

2001年宇宙の旅ワーナー・ホーム・ビデオこのアイテムの詳細を見る 2001年宇宙の旅 1968アメリカ/イギリス 監督:スタンリー・キューブリック 脚本:スタンリー・キューブリック、アーサー・C・クラーク 出演:ケア・デュリア、ゲイリー・ロックウッド 劇場以外
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Author:ひで
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