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イヴォンヌの香り

Category : 徒然映画

イヴォンヌの香り


Comment:

アルジェリア戦争時の避暑地で出会う男女の官能ラブ・ストーリー。


「フェティシズム」という言葉がピッタリなパトリス・ルコント監督作品の中では、意外とストレートなラブ・ストーリーでした。


1958年の夏。伯爵と名乗るロシア人、ヴィクトール・シュマラは、アルジェリア戦争を逃れるため、避暑地の下宿屋「菩提樹荘」で逗留していました。


彼の毎日の日課は、映画を観ることと豪華なホテル「エルミタージュホテル」で人間観察すること。


人を遠ざけていたヴィクトールでしたが、ホテルのロビーで出会った美しい女性イヴォンヌに釘付けになってしまいます。


ヴィクトールの人生が大きく変わろうとしていました。


彼女の飼い犬がヴィクトールの目の前で寝てしまい、イヴォンヌが話しかけてきます。イヴォンヌの仕事は女優。この避暑地にはお忍びで、パートナーで医者でもある初老のルネ・マントも同行しています。


ルネはヴィクトールを誘い食事に出かけます。ルネのあの蛇行運転は観ているほうが怖いですね(^_^;


ヴィクトールはすぐに2人と打ち解けあい、イヴォンヌとはさらに男女の関係へと溺れていきますが・・・。


とても戦時中とは思えない避暑地。ここで暮らす人たちは戦争から逃げてきたというより、迫害から逃げてきたようでした。ヴィクトールも周りからの誹謗中傷から逃げてきたのかなぁ。でも、それがどんな迫害だったのか。徴兵から免れたことへの迫害?特に何も語りはしませんでしたが、人を拒絶していたのは確かなようです。


ルネは別の迫害を受けていました。同性愛者であったルネは、この時代に生きることが辛かったことでしょう。


では、イヴォンヌは何から逃げていたのでしょう。私は「束縛」から逃げていたように思いました。とにかく自由奔放に生きる。その日暮らしでもかまわない。そんな印象がありました。


そして、それは愛する男性であっても・・・うぅ~イヤだなぁ。ヴィクトールでなくても嫉妬してしまいそうです(^_^;


イヴォンヌの生家に住む叔父のロランであっても、そして、ルネであっても彼女を受け止めることができません。ヴィクトールもアメリカへ行こうなんて言わなければねぇ・・・でも、例え言わなくても、イヴォンヌはヴィクトールの前から消えていたのかなぁ。イヴォンヌは魔性の女ですね(^_^;


今まで観てきたパトリス・ルコント監督作品とは異なり、コミカルなシーンが少なかったことが残念でした。男性があまりに普通すぎて・・・(^_^;


でも、その分、官能シーンがタップリだった・・・かな?


あと、ストーリー構成が判り辛かったですね。


1958年の夏のヴィクトールとイヴォンヌ出会い

数年後?のルネとヴィクトールの動向

ラストシーンのヴィクトール


この3つの構成が絡み合って進行していきます。どのシーンがいつの話なのかが終盤でやっと把握できました(T_T)


ラスト。


「恋人たちは出逢った所に戻る」


ルネがヴィクトールに言った言葉ですが、ヴィクトールとルイは戻って来ました。ヴィクトールは偽りの人生と嘆くために・・・。そして、ルネは・・・。


香りは漂う間、人を惹き付けますが、それは、永遠ではありません。イヴォンヌは香りだけ残して、その場から消えていく女性・・・香水のような女性なのでしょうね。



★★★★★★☆☆☆



Title:

PARFUM D'YVONNE, LE


Country:

France (1994)


Cast:

(Dr. Rene Meinthe)JEAN-PIERRE MARIELLE

(Victor Chmara)HIPPOLYTE GIRARDOT

(Yvonne Jacquet)SANDRA MAJANI

(Yvonne's Uncle)RICHARD BOHRINGER

(Daniel Hendrickx)PAUL GUERS


Director:

PATRICE LECONTE



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Comment

香り

ひでさん、こんにちは!
これ昔に観たなあと思ったんですが、
1994年の作品なら、ムチャクチャ古くはないんですね。
ほとんど内容を忘れてましたが、ひでさんの記事で、
おぼろげな記憶が多少蘇ってきましたよ、ありがとうございます。

自由奔放な魔性の女って魅力ありますね。
イヴォンヌは香りのように、
誰にも捕まえる事ができないのが、
またいいんでしょうね~


>YANさんへ

イヴォンヌのような女性を
本気で愛してしまうと身を滅ぼしてしまうのでしょうね。
それが判っていながら深みにハマる・・・。
まさに、魔性の女でした。


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