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その名にちなんで

Category : 徒然映画

その名にちなんで


Comment:

ニューヨークで暮らすインド人の家族の成長を描いた作品。


突然、歌って踊るインド映画・・・とは、まったく趣きが異なる作品です。


ニューヨークで大学教授として働くアショケは、インドへ帰郷します。


その目的はお見合いでした。


相手のアシマはインドの伝統民謡や文化を受け継ぐ美しい女性。瞬く間にお見合いは成立し、式を挙げ、2人はニューヨークへと旅立ちます。


序盤はアショケとアシマの結婚生活が描かれています。お見合いの席で初めて出会いそのまま結婚し、異国の地で生活することになるアシマ。アショケの人となりなどまったく知らずに、よくニューヨークまで付いていくなぁと感心するとともに無鉄砲過ぎやしないかと心配してしまいます。


案の定、アシマは誰もいない孤独な生活に耐え切れず泣いてしまいます。しかし、アショケはどうやら心の優しい人のようでした。アショケはアシマの不安に気付き2人の生活を大切にしていきます。


そして、2人の間に待望の赤ちゃんが誕生します。赤ちゃんの名は祖母が決める予定でしたが、その知らせがまだ来ていなかったので、2人は、正式な名前が決まるまで誕生した男の子の名を「ゴーゴリ」と名付けます。


この「ゴーゴリ」という名がこの作品のキーポイントになるのですが・・・。


その後、第2子となる長女ソニアも誕生。途中、祖母の死に悲しむアシマでしたが、子供たちにともに幸せな家庭を築いていきます。


そして、子供たちが高校生になると・・・。


時代によって、こんなにも変わるものなのかと・・・。ニューヨーク生まれのニューヨーク育ちであるゴーゴリとソニアはインド人としての振る舞いなど皆無でした。


以前観た「クジラの島の少女」のテーマでもあった「昔ながらの伝統と現代に生きる若者との衝突」を思い出させます。


そして、ゴーゴリは自分の名の由来を学校の授業で知り落胆します。なぜ、こんな名を付けたのか詰め寄るゴーゴリですが・・・。


さらに、大学を卒業し、働き始めたゴーゴリは白人女性マクシーンと付き合い始めますが、そこでインド人としての「伝統としきたり」が立ちはだかります。


ゴーゴリの決断。そして、父アショケが伝えたかった「ゴーゴリ」という名の本当の由来とは・・・。


監督はインド人女性のミーラー・ナーイル。「モンスーン・ウェディング」という作品でヴェネチア国際映画祭金獅子賞を受賞しています。この作品も観てみたいですね。


また、レンタルDVDには今回の作品に関する情報を包み隠さず公開しています。いやぁ、監督ってつくづく大変な職業なんだということが判ります。監督1人の手に負いきれないから、美術、撮影などの監督も必要なのでしょうね。あと、何といってもスポンサー。お金が無いと映画は作れない。監督という職業にもある程度の営業手腕が必要なのかもしれませんね。


ラスト。ゴーゴリは偉大な父アショケのようにインド人としての誇りを忘れずに生きていくのでしょうね。母アシマにも感動。アシマはニューヨークでの長い生活に「時代の流れ」を感じていたのですね。ゴーゴリに無理をさせたくないという親の愛情も伝わってきました。


ラストシーンで流れるアシマの歌声が愛する夫と子供たちに聞かせているようでした。



★★★★★★★☆☆



Title:

THE NAMESAKE


Country:

India/USA (2006)


Cast:

(Gogol/Nikhil)KAL PENN

(Ashima)TABU

(Ashoke)IRFAN KHAN

(Maxine)JACINDA BARRETT

(Moushumi Mazumdar)ZULEIKHA ROBINSON

(Sally)BROOKE SMITH

(Sonia)SAHIRA NAIR

(Ghosh)JAGANNATH GUHA


Director:

MIRA NAIR



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Comment

インドが懐かしくて

シリアルのようなものスパイスを入れて、故郷を思い出して食べる(食べるところまでは映りませんでしたが)シーンがすごく印象に残っています。やっぱり食べ物って一番懐かしく感じるのかもしれない・・って。
その名にちなんで・・というのはゴーゴリのことですが、どっちかっていうとアシマの物語のようでもありましたよね。彼女の目を通じてという部分が多かったように感じたので。でも、それは多分に自分が女だからかもしれませんが(^^ゞ
おっしゃる通り、彼女の親としての気持ちが伝わってくるいい映画だったなぁ、と思いました。


>メルさんへ

ニューヨークに移住してすぐのシーンですよね。
何も知らない異国の地で1人きりにされたら、
不安になりますよね。

仰るとおり、
ゴーゴリよりアシマの物語だったような感じでした。

でも、ゴーゴリの名前を変えたい気持ちは
多少なりとも判る気がします。
私も幼い頃、名前でいじめられたことがあるので・・・(^_^;
今では、自分の名前を誇りに思うほど
気に入っていますけどね(^-^)

でも、名付け親が両親でなく叔父だったと
知らされたときはちょっと幻滅しましたが・・・(^_^;


無題

これ、学会で発表されていた方がいらっしゃって、そのために原作のほうを読みました。
そしてゴーゴリの『外套』も(笑)

映画化もされていることは知っていたのですが、なかなか見つからないんですよねぇ・・・。

この映画では名付け親が叔母さんになっているのかな・・・?
映画では祖母になってたはず、なんですが。

見つけ次第、是非観たいと思ってます^^


>arixsさんへ

素晴らしい作品でしたよ~。

映画では、名付け親は父親だったと思います。
でも、とりあえずってことで、
祖母の手紙が届くまでゴーゴリと名乗り、
正式にはニキルと名付けられるのですが、
幼いゴーゴリ自身がニキルではなくゴーゴリの名を希望します・・・。

・・・原作とは違うのかな?

コメントありがとうございました。


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「その名にちなんで」

その名にちなんで (特別編)20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパンこのアイテムの詳細を見る 1974年、インド・コルカタ(カルカッタ)の学生アショケ(イルファン・カーン)は、列車の旅の途中、 親しくなった老人から“海外に出て経験を積め”とアドバイス
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