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フランシスコの2人の息子

Category : 徒然映画

フランシスコの2人の息子


Comment:

ブラジルの人気デュオ歌手ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノの半生と家族との絆を描いたドラマ。


父フランシスコの大きな愛を感じずにはいられない感動作です。


ストーリーは1962年からはじまります。ブラジル、ゴイアス州シチオ・ノーヴォ。義父から借りた土地に住むフランシスコと妻エレナ。辺境の地とも言えるその場所での楽しみはラジオを聴くことでした。


ようやく、家にアンテナを取り付けラジオから流れる音楽に喜ぶフランシスコは、妻エレナから妊娠したと知らされさらに喜びます。


そして、長男ミロズマルが誕生します。フランシスコはラジオを聴きながら、子供たちを歌手にさせたいと願い、「デュオ」として売り出そうと、もう1人子供を作ろうと宣言します。


ところが、これがまた、どんどん産まれる産まれる(^_^;


結局、7人もの子宝に恵まれます。


長男ミロズマルと次男エミヴァルが成長すると、フランシスコは2人を歌手にさせるために歌を教えます。


あの生卵は効果があったのでしょうかねぇ(^_^;


はじめはオンチだったミロズマルでしたが、次第に音程もとれるようになります。さらに、フランシスコは家のほとんどの財産を注ぎ込んで、アコーディオンとギターを購入し、2人の息子に与えます。


町の人や義父に馬鹿にされようとも、フランシスコは見向きもしません。「息子たちを歌手として成功させる」という途方もない夢にフランシスコは情熱を注ぐだけでした。


しかし、そのために貧しい生活を家族たちにさせてしまいます。


ついに、義父からも見放され、フランシスコ一家は土地を出ることを決断しますが・・・。


と、ここまでがストーリー序盤。父フランシスコの夢に翻弄される妻エレナと子供たち・・・。


妻エレナの支えが大きかったように思いました。フランシスコが土地を出る決断を伝えたとき、エレナには断る権利があったようにも思いました。実父の援助を遮り、まったく知らない土地で誰にも頼らず7人の子供を育てる一文無しの生活。この決断をしたエレナの勇気には、その決断を下させるほどのフランシスコの大きな愛があったのでしょうね。


ストーリー中盤は、エージェントのミランダにスカウトされた長男ミロズマルと次男エミヴァルの物語。


貧しい生活を続けるフランシスコ一家に度重なる不幸が訪れます。


三男は足が不自由になってしまい、まともに子供たちに食事を与えることもできなくなったことにエレナは子供たちに見えないように泣いています。しかし、その姿を見つめていたミロズマルはエミヴァルを連れ、人通りのあるバスターミナルで歌いはじめす。


彼らのハーモニーは抜群。たちまち人が集まり、小銭を稼ぎます。そして、エージェントのミランダにスカウトされ、国中を旅して稼ぐことになりますが、はじめは、あのままミランダにミロズマルとエミヴァルが連れ去られてしまうのでは?と不安になりました・・・(^_^;


フランシスコは考え方が安易だなぁ。


しかし、ここで悲しい出来事が・・・。フランシスコ一家に大きな悲しみが襲います。


ストーリー終盤。青年になったミロズマルと末弟ウェルソンが歌手として成功するまでの物語。


歌手になった兄ミロズマルに憧れ、自分も歌手を目指すウェルソン。しかし、ミロズマルはレコードを発売したものの、まったく売れず、妻ジルーの内職で家計を支えているという現実を突き付けられてしまいます。


しかし、上京したウェルソンやジルーの励ましもあり、新曲「エ・オ・アモール」を完成させますが・・・。


とても2時間という上映時間ですべてを語ることはできないであろうフランシスコ一家の物語。それでも、一貫して言えるのは父フランシスコの大きな愛でした。


息子たちが通う学校が遠すぎると近くに学校を作るように市長に嘆願する父。

新たな土地で不安になる子供たちに笑って励ます父。

慣れない仕事に悪戦苦闘する父。

ウェルソンにギターを贈る父。

「エ・オ・アモール」をヒットさせるために奔走する父。


フランシスコは自分の夢を息子たちに押し付けていたのかもしれません。でも、息子たちはそれをプレッシャーと感じず、進んで父の夢とともに人生を歩んでいました。それは、フランシスコの大きな愛とエレナの支えがあったからなのでしょうね。


以前観た「ビハインド・ザ・サン」と今回の作品ともブラジル映画ですが、どちらも陽気なラテン系のイメージとは異なる作品。ハリウッドや欧州映画とはまた違う感動があります。



★★★★★★★★☆☆



Title:

2 FILHOS DE FRANCISCO - A HISTORIA DE ZEZE DI CAMARGO & LUCIANO


Country:

Brazil (2005)


Cast:

(Francisco)ANGELO ANTONIO

(Helena)DIRA PAES

(Mirosmar crianca)DABLIO MOREIRA

(Emival)MARCOS HENRIQUE

(Mirosmar / Zeze)MARCIO KIELING

(Zilu)PALOMA DUARTE

(Welson 9/10 anos)WIGOR LIMA

(Welson / Luciano)THIAGO MENDONCA

(Miranda)JOSE DUMONT

(Marlene 7/8 anos)KATILA DELFINO

(Ze do Fole)JACKSON ANTUNES

(Pai Helena / Seu Benedito)LIMA DUARTE

(Himself)ZEZE DI CAMARGO

(Himself)LUCIANO

(Himself)FRANCISCO JOSE DE CAMARGO

(Herself)HELENA SIQUEIRA DE CAMARGO

(Himself)WALTER JOSE DE CAMARGO

(Herself)MARIA LUCIER CAMARGO

(Herself)MARLENE JOSE DE CAMARGO

(Himself)LMANOEL JOSE DE CAMARGO

(Himself)WELLINGTON JOSE DE CAMARGO

(Himself)WESLEY JOSE DE CAMARGO


Director:

BRENO SILVEIRA



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Comment

無題

未見ですけど観てみたいですねぇ・・・こう言う映画好きです。


>DAZZさんへ

コメントありがとうございます。

ブラジル映画。侮れないですね。

2人の息子が奏でる
カントリー・ミュージックに乗せてのハーモニーもオススメです。


父親が

ほんとにいい父親でしたよね~。
お母さんも。
貧乏子沢山だったけど、”豊か”でしたよね。

確かにフランシスコは夢を押し付けてたかも
しれませんが、息子たちにとっては、その
夢があったからこそ特出できたと思うし
子供って小さいうちは結局親がどれだけの
ことをしてやるか、させるか、って重要だったり
しますもんね。今時の若いゴフルプレーヤー、テニス選手、バレエのダンサーなどなど、みんな
ある意味小さい頃から親がやらせたからこそ、今があるんですもんね。そこにはやはり親としての支えと”愛”は必要ですけど。

「ビハインド・ザ・サン」未見です。
その映画、全然知らなかった(^^;;)
是非とも見たいです!!!


>メルさんへ

そうですね。
親のススメがキッカケだったりしますね。

でも、どれもお金がかかりますね(^_^;)

フランシスコも全財産を投げ打ってまで
自分の夢を叶えようと、
そして、息子たちの将来を願ってましたよね。

どの国でも子供を思う親の気持ちは変わらないのですね。


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フランシスコの2人の息子ギャガ・コミュニケーションズこのアイテムの詳細を見る ブラジルの田舎町。小作農として働くフランシスコ(アンジェロ・アントニオ)は、愛する妻と7人の 子どもたちと貧しいながらも仲むつまじく暮らしていた。そんなフランシスコの夢は息子たちを
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