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旅立ちの時

Category : 徒然映画

旅立ちの時


監督:シドニー・ルメット

キャスト:

リヴァー・フェニックス、クリスティーン・ラーチ、ジャド・ハーシュ

マーサ・プリンプトン、エド・クローリー、L・M・キット・カーソン、スティーヴン・ヒル、オーガスタ・ダブニー

製作:1988年、アメリカ


ダニー・ポープは野球好きな17歳の少年。しかし帰宅途中、黒い車に尾行されていることに気付いた。帰宅したダニーは、弟ハリーを連れて、両親のもとへと急ぐ。


父アーサーと母アニーは街で問題になっている放射能廃棄物の埋め立て反対の集会に参加していたが、帰る途中、子供たちと合流し、そのまま家路に付くことなく街から逃げるように走り去っていく。


アーサーとアニーは、その昔、軍事研究所を爆破した罪で指名手配中だったのだ。


FBIから追われる日々。危なくなるといつも場所を変え、そして名前までも変えていた。今度の街はニュージャージーの田舎町。父はアーサー、母はシンシア、弟はスティーヴンと身分も変え、ダニーもマイケルと偽って新しい生活をはじめる。


しかし高校に通うダニーは、音楽教師のフィリップスにピアノの才能を認められ、フィリップスの娘ローナとも互いに惹かれ合い、自分の人生を考え始めるようになっていった。


Comment:
少年の自立を描いたハートウォーミングな家族ドラマ。


1つの町に留まることができず、友達ができても突然次の町へと旅立つことに何の疑いも感じないダニーでしたが、子供でもないそして大人にもなりきれていない多感な時期を迎え、恋に人生に悩み始めます。


でも、決して両親の教えに背かず、信頼しているダニー。それは、両親からのこの上ない愛を感じていたからでしょうね。


父アーサーと母アニーは、爆破事件を起こした言わばテロリストでした。しかし、その姿は偏った思想にのめり込む狂信者ではなく、ごく普通の家族の父親と母親でした。


しかし、2人は自首するのではなく、FBIに追われる日々を選んでしまいました。子供たちとの幸せな生活を過ごしたいために・・・。アニーの誕生日パーティのシーンは、この家族の愛情の深さと温もりが感じられるシーンでしたね。


そんなある日、ダニーは高校の音楽教師フィリップスからピアノの才能を認められ、名門ジュリアード大学への進学を薦められます。さらに、フィリップスの娘ローナとも良い関係に・・・。


しかし、ダニーは悩みます。進学したい、ローナと一緒にいたいということは、両親や弟との別れを意味する・・・はたして、ダニーの決断は・・・。


ダニー役には、リヴァー・フェニックス。自分の人生と家族との絆に揺れ動く少年を好演しています。ピアノのシーンは彼が実際に弾いているのでしょうか。カッコよくてピアノも弾ける・・・言うことなしですね。存命であれば、ブラッド・ピットやジョニー・デップらと肩と並べるくらいの人気と実力を持つ役者になっていたでしょうね。


ダニーが1人で悩んでいるのと同時に、アーサーとアニーもまた今の生活に悩んでいました。指名手配犯という想像すらできない立場の2人。しかし、子供たちに対しては普通の親であったことが、この作品に温もりを与えているようでした。


母親アニー役クリスティーン・ラーチの演技に、愛する子供たちへの心情が痛いほど伝わってきました。父親アーサー役ジャド・ハーシュも手放したくない気持ちと未来を与えたい気持ちが入り混じったラストの演技が秀逸です。


監督はシドニー・ルメット。以前観た「デストラップ」や「キングの報酬」とともに80年代後半の作品です。この時期は異なるジャンルを意欲的に取り組んでいる様子がうかがえますね。


親離れ。子離れ。子供を持つ家庭なら必ず訪れるターニングポイント。家族を大切に思うポープ一家は、きっとまた笑顔で会えることでしょう。再会したダニーが親孝行しているシーンを思い描くことができる感動のラストシーンでした。



第46回ゴールデン・グローブ 脚本賞

第14回LA批評家協会賞 女優賞(クリスティーン・ラーチ)



★★★★★★★☆☆



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Comment

リヴァー・フォーエバー!

コレ高校生の時に観て、ラストに号泣した覚えがあります(ノ_-。)

観てからあまりに時間が経ち過ぎているので、
同じリヴァー出演作の「リトル・ニキータ」や
「ジミー さよならのキスもしてくれない」と
部分的に混同してしまうんですよねぇ、
それぞれちょっとずつ似たテーマがあるし。
いつかまた見直してみたい作品です。


>馬面冠者さんへ

さすがですね。観ていましたか。
しかも、良い年代のときに観ましたね。

この作品は10代後半の人たちにオススメですね。
家族を大切に想う気持ちを感じて欲しいです。


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