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サイレンサー

Category : 徒然映画

サイレンサー


監督:リー・ダニエルズ

キャスト:

キューバ・グッディング・Jr、ヘレン・ミレン、ヴァネッサ・フェルリト

スティーヴン・ドーフ、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、モニーク、メイシー・グレイ

製作:2005年、アメリカ


末期がんに侵された女殺し屋ローズ。相棒であり恋人のマイキーとともに次の依頼を最後にして引退し、静かに余生を送ることを誓い合っていた。最後の依頼者は犯罪組織のボスである非情な男クレイトン。ターゲットはクレイトンの妻ヴィッキーだった。


クレイトンが不在の屋敷に潜入するローズとマイキー。ボディーガードを次々と暗殺するマイキーに対し、ローズは気配を消しながらヴィッキーのいる寝室へ。しかし、ヴィッキーと対峙したローズは銃の引金を引くことができなかった。


ヴィッキーは臨月間近の身重の女性であり、殺されるショックで破水したのだ・・・。


Comment:

2人の殺し屋の生と死、そして世代を超えた愛の物語。


2005年の作品ですが、ヘレン・ミレンが「クィーン」でアカデミー賞主演女優賞を受賞したことによって、2007年に日本で急遽公開されました。


ローズが抱える「死」とヴィッキーから生まれる「生」が同居した衝撃的なシーン。ローズはやがて訪れる自分の死を受け止め、命の尊さを痛いほど感じていたのでしょう。そんな女性が誕生する小さな命を救わないわけがありませんでした。


しかし、その行為を見つめるマイキーは、冷ややかな視線を向けていました。依頼が失敗することへの報復を心配する一方、ローズのパートナーだった父親から虐待を受けていたマイキーには、親子に対する想いが消えていました。


そんな彼を唯一理解していたローズ。ローズはマイキーに対してパートナーとしてだけではなく、時に母親、時に恋人のようにも接します。その感情はマイキーも同じであり、ローズにとって息子であり、また恋人でもありたかったように感じられます。この奇妙な関係の理由は中盤以降で判りますが、マイキーにとってローズは神にも似た「絶対者」だったのかもしれませんね。ローズがいなければ今のマイキーは存在していなかったことでしょう。


また、親子ほど歳の離れたカップルのラブシーンもまた衝撃的でしたね・・・。この作品に登場するカップルは非対称なカップルが多かったように思います。ローズとマイキーは年齢。医師のドンと看護師のプレシャスは体重。クレイトンとヴィッキーは「死」を与える者と「生」を与える者。そして、この3組すべてが白人と黒人のカップル。さらに、何の脈絡もなくシマウマが登場したりするところからも意図的に何か伝えたいことがあったのかもしれませんね。監督は黒人のリー・ダニエルズ。この作品が初監督作品だそうです。


後半になると、マイキーの自立が中心となります。この作品はヘレン・ミレンが主演のように宣伝されましたが、実はマイキー役のキューバ・グッディング・Jrが主演です。


そして、いよいよクレイトンの依頼放棄の報復がはじまります。マイキー、ヴィッキー、そしてクレイトンの子でもあるヴィッキーの息子の運命は・・・。


原題は「SHADOWBOXER」。マイキーはボクシングでいつも身体を鍛えています。そして、その姿を見つめるヴィッキーの息子。この子もまた「SHADOWBOXER」でした。


キューバ・グッディング・Jrとヘレン・ミレン。2人のオスカー俳優の演技が光る作品でした。



★★★★★☆☆☆☆☆



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