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エリックを探して

Category : 徒然映画
エリックを探して

Comment:
パニック障害の男の奮闘コメディ。

ケン・ローチ監督初のハッピーエンド作品です。

郵便配達員のエリック・ビショップは、男手ひとつで2人の息子を育てるしっかり者・・・ではなく、息子たちからはバカにされ、30年前に別れた妻リリーを未だに忘れられずにいる所謂「ダメ男」でした。

若かりし頃にダンス・コンテストで優勝し、パートナーだったリリーと運命的な出会い・・・そして、一気に恋に落ちたのです。

・・・あの日が人生で一番幸せだったと思い出に浸るエリック・・・。

エリックの姿を見かねた旧友で同僚のミートボールは、仲間のスプリーンたちとともにエリックを立ち直らせようとします。

その1つに「自己啓発」がありました。

自分の尊敬できる「人生の師」を空想し、自分の悩みを打ち明け解決してもらうというもの。

仲間たちはそれぞれに思い描く人物を口にします。

エリックの思い描いた人物は・・・元マンチェスター・ユナイテッドのサッカー選手「エリック・カントナ」でした。

ある日の夜。長男ライアンの部屋に忍び込み、ライアンが隠していたマリファナを吸いながらカントナのポスターにつぶやくエリック・・・。

エリックは自殺したいとまで考えていました。

しかし、エリックのつぶやきに応える声が聞こえます。

後ろを振り向くと・・・なんとそこにはエリック・カントナがいたのです。

それからというもの、エリックのそばにはいつもエリック・カントナがあらわれ良き相談相手となるのです。

はたして、エリックは立ち直れるのか。

ケン・ローチ監督と言えば、社会問題に鋭いメスを入れ、メッセージ性の強い作品を世に送り出していましたが、この作品では、「友情」、「家族愛」、「勇気」をテーマにした爽快な作品に仕上げています。

エリックは羨ましくなるほどの素晴らしい仲間たちを持っていますね。

自殺まで考えていたエリックを今日まで支えてきたのは彼らであることは間違いないでしょう。家族ではない第三者に頼ることも時には必要なのでしょうね。

エリック・カントナからの助言によってクライマックスではこの友情がとんでもない作戦を実行する原動力ともなるのですが・・・実に愉快^^

友情とは別にエリックの恋物語もあります。元妻リリーへのアプローチもカントナの助けがあってこそでしたね。

それにしても「エリック・カントナ」・・・かっこいいなぁ。「男らしさ」、「みなぎる自信」のある人はオーラが違います。

エリック・カントナのマンU時代における名シーンの数々・・・まさに神技ですね。サッカーはワールドカップのときだけのにわかファンの私ですら興奮します^^

彼を有名にさせたのはプレースタイルだけでなく、フィールドの外でのやんちゃぶりにもあるそうで・・・。

カンフーキック事件
カモメ発言

などが有名らしく、カモメ発言に関してはエンドロールにも流れています。なるほど。マスコミが呆気にとられているさまがカントナの大物ぶりを象徴していますね。

となると、カモメ発言の原因となるカンフーキック事件も観てみたくなります。世の中、便利になりました。YouTubeであっという間に検索できます。



・・・凄ッ^^

こりゃ、マスコミも追いかけるわけだ。

エリック・カントナもこの作品では一役者として演じています。彼はすでに俳優歴があり、ケイト・ブランシェット主演の「エリザベス」にも出演しています。

この作品ではコミカルなシーンもあり、ダンスの練習を誘う仕草は、茶目っ気とユーモアセンスに溢れています。

また、この作品では製作総指揮に名を連ねています。無骨なイメージのするカントナですが多才な人なのですね。

ストーリー中盤ではエリックの息子ライアンがマフィアにいいように使われ、拳銃を家に隠し持つようになってしまいます。

その事実を知ったエリックは、息子と手を切るようにマフィアのボスであるザックに単身、交渉しに行くのですが・・・。

・・・まぁ、あのような結果になりますよね^^

しかし、またカントナから助言を得たエリック・・・はたして、その秘策とは?

エリック役にはスティーヴ・エヴェッツ。彼も若い頃は相当やんちゃしていたようですが、この作品ではダメ男っぷりが見事にハマっています。

ラスト。

「エリック・カントナ」はエリックの想像上だけに存在していたのでしょうか?

だとしたら、最後にミートボールが仲間をバスに迎え入れるとき「カントナ!」と呼んだ男・・・あのカントナは空想上の人物ではないはず・・・。

もしかしたら、あの時、ミートボールが思い描いていた人物も「エリック・カントナ」だったのかもしれませんね。いや、ミートボールだけでなく、あの場にいた仲間たち全員の心の中に「エリック・カントナ」がいたのでしょう。

マフィアに立ち向かう「勇気」の原動力として・・・。

でも、本物のカントナだったら・・・それはそれであの場にいてもおかしくはないなと思ったりして^^

エリックが探したものは「エリック・カントナ」という小さな勇気。それはマフィアに立ち向かう勇気ではなく、仲間たちや家族に気持ちを伝える・・・その第一歩を踏み出す小さな勇気。

・・・私も指で輪を作ってグルグル回してみようかなぁ^^


★★★★★★★★


Title:
LOOKING FOR ERIC

Country:
UK/France/Italy/Belgium/Spain (2009)

Cast:
(Eric Bishop)STEVE EVETS
(Himself)ERIC CANTONA
(Lily)STEPHANIE BISHOP
(Ryan)GERARD KEARNS
(Jess)STEFAN GUMBS
(Sam)LUCY-JO HUDSON
(Young Eric)MATTHEW McNULTY
(Young Lily)LAURA AINSWORTH
(Meatballs)JOHN HENSHAW
(Spleen)JUSTIN MOORHOUSE

Director:
KEN LOACH


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