この神聖なお転婆娘
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偽札事件に巻き込まれる少女のハチャメチャエンターテインメント・ラブコメディ。
フランス映画界のセックスシンボル、「B.B.(ベ・ベ)」ことブリジット・バルドー主演の初期作品です。この作品の頃はまだセックスシンボルとは言われていなかったのな?
セクシーよりキュートさが際立っています。タイトル通り、お転婆娘の役だから尚更ですね。そのお転婆ぶりをなぜだか許してしまう・・・小悪魔的な魅力にノックアウトです(*^_^*)
ストーリーは、クラブの経営者ポール・ラトゥルの一人娘ブリジット(役名もブリジットというのがGood♪)が暗躍する偽札事件に巻き込まれるエピソードとクラブのシャンソン歌手ジャンとの恋がメインです。
警察は偽札事件の首謀者がポールだとして、国外にいたポールの帰国を狙ってクラブを一斉捜査します。しかし、ポールはまだ帰国していませんでした。ポールは信頼するジャンにブリジットを守ってほしいと頼みます。
ブリジットは女学校に通う17歳。ジャンはブリジットの叔父として学校に潜入します。
しかし、警察がやって来てしまい、ジャンはブリジットと共に逃亡し、自宅のマンションにブリジットを匿うのですが・・・。
ストーリーだけ追っても楽しめますが、とにかくB.B.の魅力が満載です。
初登場のプールのシーンからもう釘付けです。ボンッ、キュッ、ボンッの見事なスタイルを惜しげもなく披露しています。
「ウエストは49、バストは91よ。」
とブリジットが言うセリフがあるのですが、あながち嘘ではないかも。
女学校でのシーンはバレエのレッスン中ということで、ブリジットはレオタード姿に・・・生足が堪りませんな。
・・・何だか、エロおやじになってきている・・・(^_^;
ジャンのマンションには、執事ジェロームがいるのですが、ジェロームとブリジットとの掛け合いが面白いですね。
そして、ジャンはブリジットの魅力に惹かれていくのですが、ジャンには婚約者リリーがいました。
はたして、恋の三角関係の行方は・・・。そして、偽札事件の真相は・・・。
劇中では、ブリジットの夢の世界として海賊のコスプレや花嫁姿で踊るシーンがあります。幼少の頃からダンスやバレエを習っていたB.B.らしいシーンですね。
B.B.ばかり書いてしまっていますが、クライマックスになると、出演者全員によるハチャメチャな展開に・・・。
ジャン役のジャン・ブルトニエール。
リリー役のフランソワーズ・ファビアン。
ジェローム役のレイモン・ビュシェール。
彼らも大いに作品を盛り上げています。
また、日本人観光客が意外な活躍をみせます。日本と言えば、やっぱり柔道。フランスでも柔道が盛んですしね。あとは、カメラとお辞儀も外せませんね。それにしても、フランス人がお辞儀するとああもぎこちないものになるのかぁ・・・。
ラストはいかにもフランス映画らしい小粋なラストシーンですね。
B.B.の魅力が満載の楽しい作品でした。
★★★★★★★☆☆☆
Title:
CETTE SACRÉE GAMINE
Country:
France (1956)
Cast:
(Brigitte Latour)BRIGITTE BARDOT
(Jean Clery)JEAN BRETONNIÈRE
(Lili Rocher-Villedieu)FRANÇOISE FABIAN
(Paul Latour)BERNARD LANCRET
(Louis Dubrey)MARCEL CHARVEY
(Jerome)RAYMOND BUSSIERES
Director:
MICHEL BOISROND
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