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つばさ

Category : 徒然映画

つばさ


Comment:

飛行士として欧州戦線へ出兵する2人の男の愛と友情の物語。


記念すべき第1回アカデミー賞作品賞を受賞した作品です。また、作品賞の中で唯一の「サイレント映画」でもあります。


長編作品のサイレント映画を観るのは、実は今回が初めてだったのですが、「戯曲」のような感覚とでも言いましょうか、映像付きの小説を読んでいるような感覚を味わうことができました。


ジャンルは、所謂、戦争映画なのですが、笑いあり、涙ありのバラエティに富んだストーリー構成になっています。


1917年。第一次世界大戦さなか、アメリカのとある小さな町に住む青年ジャックは飛行士になる夢を抱いていました。隣の家に住む幼馴染みのメリーはジャックを愛しているものの、ジャックはまったく気付きません。


それというのも、ジャックは都会から帰郷してきたシルビアを愛していたのです。愛車の「流星号」を走らせ、シルビアとドライブに出かけるジャック。


しかし、シルビアは町で一番の資産家の息子デビットと相思相愛の仲でした。


この4人の恋愛を描いていますが、ジャックが1人で掻き乱していたような・・・(^_^;


シルビアもデビットも人が良過ぎます。鈍感な人にはハッキリと言ってあげないとね。でも、戦場に旅立つ男から真っ直ぐに愛を告白されたら言えませんかね。


メリーは、笑ってしまうくらいジャックから見向きもされませんでしたね。でも、ジャックの前では明るく振る舞い、影で涙する姿にジャックへの愛の深さを感じました。


ジャックとデビットは飛行士になるために訓練場へと旅立ちます。


ジャックはシルビアからもらった(正確には勝手にですが・・・)シルビアの写真が入ったロケットをお守りとして・・・。
デビットはシルビアの愛と母が大事に持っていたデビットが子供の頃に遊んでいた熊のオモチャをお守りとして・・・。


この2つのアイテムがストーリー上、重要な役割を担います。それにしても、メリーがジャックに渡したメリーの写真はどうなったのでしょうね(^_^;


訓練場ではジャックとデビットはライバル同士。特にジャックはデビットを嫌うようになります。本当にジャックは良いところがなさ過ぎです。


ボクシングの訓練中、ジャックとデビットは殴り合いの喧嘩となりますが、ジャックが優勢になってもデビットは何度でも這い上がりファイティングポーズを見せます。デビットはカッコいいですね。ジャックはそんなデビットを勇敢な男と認め、2人に友情が芽生えます・・・青春です。


この訓練場でのエピソードではメリーがいなくなるのでコミカルなシーンが無くなるのかと思ったら、シュインプフというお笑い担当の男が登場します。サイレント映画らしい大げさな演技が良いですね。和みます。


しかし、ジャックとデビットは飛行士になれず、ホワイト飛行士の下で任務に就くことになります。ここは、「お守り」をテーマにした切ないエピソードでした。


ホワイト役には、あのゲイリー・クーパーが。同性から見ても惚れてしまうほどカッコ良過ぎます。


ある事件によって、急遽、飛行士として搭乗することになるジャックとデビット。


デビット、「All set?(準備は?)」

ジャック、「O.K.!(行けるぞ!)」


この掛け声のもと2人は大空高く舞い上がります。この掛け合いが「お守り」と同じくらいストーリーに大きな意味をもたらします。


ここからは、戦争映画らしく空中戦のシーンが多くなります。この映像が凄い。この時代にここまで撮影できるのかというくらいの戦闘の数々。アメリカが参戦した欧州戦線でのシーンも多勢のエキストラを使った白熱の地上戦では聞こえてこないのに銃撃の音が鳴り響いてくるようでした。


そんな中、なんとメリーは婦人自動車部隊に志願し、医療部隊の運搬係として戦線に赴いていたのです。ジャックと少しでも近くにいたいという表れなのでしょうか。何ともけなげです。


武勲をあげ、勲章も授与されるまでになったジャックとデビットはパリでの休暇を満喫します。女性たちと賑わい泥酔するジャック。そこへメリーがやって来ます。


泥酔するジャックをよそに、メリーはジャックの相手の女性とお色気合戦!?を始めるですが・・・何だかメリーが登場するとストーリーが脱線し放題ですね(^_^;


いよいよ戦争も佳境を迎え、連合軍がドイツ軍へ総攻撃をしかけます。


ジャックとデビットは互いのお守りを手にしますが、ジャックはデビットにお守りであるロケットを見せてしまいます。そして、デビットはあることに気付き、ロケットに入っていたシルビアの写真を破り捨ててしまいます。


デビットはどこまでも良い奴だなぁ。泣けてきます。


激怒するジャック。その直後に、出撃命令が・・・。はたして、2人の運命は・・・。


良いところはすべてジャックが持って行ってしまったような感じですが、決してジャックが故意にしたことではなく誰も責めることはできませんでしたね。


それ故に、悩み苦しんだジャックはデビットの両親に会ったとき、あのような姿になってしまったのでしょうね。彼の髪に苦悩の色が見えました。


メリーがジャックを評した「子供なのよ。」が的を得ていましたが、大きく成長したジャックは、人の気持ちを考えるようになり、ようやく好感を抱くことができました。


お決まりのラストシーンでしたが、「やっぱり、こうでなきゃ。」と思わせる可愛らしいシーンでした。



★★★★★★★☆☆☆



Title:

WINGS


Country:

USA (1927)


Cast:

(Mary Preston)CLARA BOW

(Jack Powell)CHARLES 'BUDDY' ROGERS

(David Armstrong)RICHARD ARLEN

(Sylvia Lewis)JOBYNA RALSTON

(Herman Schwimpf)EL BRENDEL

(Cadet White)GARY COOPER

(Celeste)ARLETTE MARCHAL

(David's father)HENRY B. WALTHALL

(David's mother)JULIA SWAYNE GORDON


Director:

WILLIAM A. WELLMAN


Awards:

Academy Awards, USA 1929

(Oscar(Best Effects, Engineering Effects))ROY POMEROY

(Oscer(Best Picture, Production))



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